みなさん、こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの田中朋美です。
MAMEHICOの仕事とは、ただお店に立つだけでなく、あれもこれもあんなことまで!?と多岐に渡ることは、みなさん、なんとなくお分かりでしょう。笑
こんなにもさまざまな仕事に携われるのは嬉しいなと感じている毎日です。
そんな中から、私たちがお店で大切にしている一つである「食材の買い出し」について、少しお話しします。
私たちは、野菜を中心にさまざまな食材をできるだけ自分たちの目で見て選びたいと思い、農産物直売所や市場へスタッフ自身が足を運んでいます。
並んでいる食材を見ながら、「今日はこれが良さそう…!」と考える時間は、私たちにとって、とても大切な時間です。
私は、群馬県の小さな村で生まれ育ちました。
一緒に暮らしていた祖父母は専業農家で、家の前も裏も畑や田んぼに囲まれていました。
なので子どもの頃の遊び場はもっぱら畑の中や野菜の間、そして田んぼの畦道でした。
日々の食卓には祖父母が作った野菜たち。
特に夏野菜は文字通り朝獲れでした。
決して高級なものではないけれど、新鮮で美味しい野菜を当たり前のように食べることができていたことは、とても贅沢、そしてありがたいことだったのだなと思います。
そして、ときどき祖父が夕方の市場へ軽トラックで連れて行ってくれたことも、うっすらと記憶にあります。
幼少期の私には、その市場がとても広く、まるで普段見ることができない特別な場所のように感じられました。
そんな環境で育った私にとって、上京して初めてスーパーで野菜を買った時のことは、少し不思議な体験でした。
並んでいる野菜は一見整っているようでどこか小ぶりで、値段を見てもそれが高いのか安いのかなんだかよく分からない。
少し戸惑ったことを今でも覚えています。
でもいつの間にかそれに慣れてしまった自分がいました。
そんな時を経て、今、私はMAMEHICOで野菜の買い出しに行っています。
天候に左右されたり、時期が過ぎれば並ぶものも変わる。
欲しい野菜が手に入らない日もあります。
でもそうした本来あるべき自然の流れの中で、その日出会った新鮮で本当に美味しいと思える野菜を、自分の手で選ぶことができていることに小さな幸せを感じています。
子どもの頃に見ていた畑や市場の景色。
その延長線のような気持ちで、今日も食材を選び、キッチンに立っています。
私たちがお出ししている料理や珈琲、お茶、デザートは、どれも自分たちが本当に美味しいと思えるものばかりです。
手間や時間を惜しまず、嘘のない手作りを大切にしながら、その時いちばん良い形でお出ししたいと思っています。
定番のメニューをただなぞるのではなく、その日に出会った食材と相談しながら、少しずつ献立を考えていく。
新しく生まれ変わる銀座店では、そんなふうにして生まれる一皿や一杯を、ゆっくり楽しんでもらたいと思っています。
3月17日より、銀座店はリニューアルオープンします。
新しくモーニングと予約制ランチの時間をご用意することになりました。
MAMEHICOが大切にしている、その日その時いちばん美味しいと思える食材を生かした朝の時間、そしてお昼のひとときを、ゆっくり過ごしていただけたらうれしいです。
ぜひ、お待ちしております。

〜いま、ワタシが食べたいもの〜
・サラダモーニング
・予約制ランチカフェ
3/17(火)から
MAMEHICO銀座にて



