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あの日のひと言から

松本 愛子2026年04月25日メンバーシップ#神戸#哲学

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸メンバーの松本愛子です。
大阪で会社員をしています。

私とMAMEHICOとの最初の出会いは、オープン前に開催された井川さんの雑話会でした。
店長の妻であるみゆきさんとは、音楽教室の先生と生徒という関係でした。
みゆきさんに誘っていただき、雑話会とは何なのか、MAMEHICOがどんな場所なのかも分からないまま参加しました。
内容はほとんど覚えていませんが、「なんだか怪しいな…」と思ったことだけは、よく覚えています。

しばらくしてお店がオープンし、みゆきさんに会いに行くと、オーナーの井川さんがいらっしゃいました。
あの日「なんだか怪しい」と感じたその方は、とても気さくに話しかけてくださいました。

そして、こう言われました。
「お前みたいなヒマで寂しいやつは、ここで手伝え」

内心では、「仕事は忙しいし、寂しくもないし、ひとりで自由に楽しんでいるんだけどな」と思っていました。
でもその頃の私は、仕事が思うようにいかず、毎日イライラして、食生活も乱れていました。
休みの日くらいはと、やりたいことを詰め込んで、なんとかバランスを取ろうとしていました。

そんな生活の中で、ある日、限界が来てしまい、休職することになりました。
罪悪感を抱えていた私に、みゆきさんは「休めて良かった!」と声をかけてくれました。
その言葉は、今でも心に残っています。

休職中、私はしばらくMAMEHICOで過ごしました。
MINIに立ったり、ドリンクを作ったり、掃除をしたり。
なるべく太陽の光を浴びて、美味しいものを食べて、お客様とお喋りをする。
そんな日々を送る中で、ふと気づきました。

「ああ、私、ずっと寂しかったんや」と。
そして、自由気ままに過ごすことと、自分を大切にすることは、違うのだと知りました。

「お前みたいなヒマで寂しいやつは、ここで手伝え」
あの一言が、お手伝いをするきっかけになり、少しずつ自分を変えてくれました。

半年ほどで会社に復職しました。
生活が整い、体調も回復し、以前とは景色が違って見えるようになりました。
もちろん、毎日が楽しいことばかりではありません。
それでも、MAMEHICOに出会う前に比べると、少しだけ軽やかに暮らせている気がします。

先日、この話を面白可笑ひこの舞台でお話しする機会がありました。
そのとき、涙を流して聞いてくださった方がいたと、後から知りました。
自分の経験や、小さな変化が、誰かに届いたこと。
それが、今の私の力になっています。

初めての雑話会から数年。
結局、MAMEHICOがどんな場所なのか、まだうまく言葉にはできません。
でも、一つ言えるのは――
あの時に感じたような「怪しい場所」では、なさそうです。

メンバーシップについて
MAMEHICOには、
無料でご登録いただける「メンバー」と、
この場所をそっと支えてくださる
有料の「おうえんメンバー」
という仕組みがあります。
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