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熱さへの過信

カフェの仕事って、こんなにも「熱」との戦いだとは思っていませんでした。
キッチンやドリンクカウンターでは火やオーブンを使うので、周辺の温度も自然と上がります。
私が戦っている「熱」というのは、「暑〜い」の方ではなく「あちッ‼️」の方です。

大丈夫だと思った、その瞬間

MAMEHICOといえば、美味しい飲みもの。
淹れたての珈琲やお茶を、できる限りお待たせせず、さっと提供します。
そのために、ポット2つにはいつも満タンのお湯を沸かしていて、お客さまをお迎えすると同時に再沸騰させるのですが…。

私が恐れているのは、中身の熱湯ではなく、ポットの口から立ちのぼる「湯気」の方。
ボコボコボコッと沸騰したポットの向こう側にあるコーヒーサーバーを取ろうとした、その時!!
「あちッ‼️」

私の右腕は、熱々の湯気に触れていました。
ほんの一瞬なのに、これがもう熱いのなんのって…。
気づいた時にはもう手遅れ。右腕はしっかり火傷をしているのでした。

(思わず「あちッ!」と声が出るのですが、誰にも気づかれないほど地味なわけです。笑)

また、私は銀座店でMAMEHICOのマフィンを焼いている「マフィン隊」の一員でもあります。
マフィンの焼きムラを防ぐため、時間を決めて天板や型を入れ替えるのですが、初心者の頃は頭も手も大混乱。

「引き出した天板をどこにどう置く!?」
「もう一枚の天板はどうする!?」
「早くしないとオーブン庫内の温度が下がっちゃう!!」
「えっ? えっっ??!」

なんて慌てている、その時!!
「あっちッ‼️」
今度は私の左腕が、開けたオーブン扉の内側にしっかりタッチ。
そうです、また火傷です。あぁ、情けない…。

(今ではそんなことはなく、落ち着いて焼けるようになりました。笑)

思い込みは熱さを忘れる!?

キッチンの中には、そこらじゅうに熱が潜んでいます。
おかげで私の腕は絆創膏だらけ。

熱いと分かっているのに、なぜ人は反射的に手を出してしまうのでしょうか。
「大丈夫だろう」
「これくらい平気だろう」
そんな根拠のない思い込みが、どうやら私にはあるようです。

MAMEHICOのスタッフとして、日々楽しく一生懸命に働いているつもりなのですが、もうちょっとだけスマートに作業できないものか…と頭を抱える毎日です。とほほ…。

そういえば。
「熱い鍋をそっちに持って行きまーす!!」
という言葉を聞いた途端、素手の両手を差し出して「はいっ!」と受け止めようとした強者の先輩スタッフがいた、というのは…。もちろん本当の話です。笑