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一人で完結しない仕事
MAMEHICOに入る前、私は長くフリーランスとして仕事をしていました。
休日も一人で、一日中ドラマを観ているような生活。
それが今では、朝から晩まで仲間と一緒にいて、少ない人数でお店を回しています。
まったく違う職種ですが、「自分が一生懸命やれば、なんとかなるものだ」と思っていました。
一人で抱え込んでいた習慣
ところが、お店をやっていると、ちぐはぐすることばかり。
先日、キッチンの付箋がなくなっていることに気がつきました。
棚を見ても見当たらないので、「あ、なくなったんだ」と思って、すぐに発注しました。
数日後。
届いた付箋を片付けてくれたスタッフから一言。
「みゆきさん、お店に付箋が一生分あります…」
なんと、前回箱買いしたものが、たくさん残っていたんです。
私はその箱のパッケージを見たことがなかったので、勝手に「ない」と思い込み、自分で探して、自分で答えを出して、自分で発注してしまったのでした。
キッチンでよく使っているスタッフに、
「付箋って、もうない?」
と一言聞けばいいだけのことだったのに…。
一言かけるだけで変わる世界
この出来事があって、付箋だけのことじゃないんだな、と気づかされました。
自分の中では「こうだ」と思っていても、ちょっと人に聞いてみると、全然違うことがある。
「これってどうなってる?」
「今、手伝えることある?」
「これお願いしていい?」
そんな一言があれば、もっとスムーズだったことが、今までにもたくさんあったはずです。
ひとりで仕事をしていた頃は、すべて自分の中で完結していたので、誰かに確認する必要もありませんでした。
でも、今はそうではありません。
少ない人数で朝から晩まで一緒にいるからこそ、ほんの小さなことでも声を掛け合う。
それが思っていた以上に大事なんだと、最近少しずつわかってきました。
自分ではちゃんと見ているつもりでも、見えていないことがある。
自分ではちゃんとやっているつもりでも、誰かと一緒じゃないと気づけないことがある。
そんな自分の「思い込み」に気づけるのも、人と一緒に働くようになったからこそなのだと思います。
…とはいえ、今、お店には一生分の付箋があります。笑
付箋を見るたびに、「ちゃんと聞こう」と思い直しています。とほほ…。



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