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だから言ったのに

1メートルの油断

3年前の三軒茶屋店でのことです。
1日の仕事を終え、
バックヤードに荷物を取りに行ったとき、
“事件”は起こりました。

三茶店のバックヤードは狭く、
高い場所にも荷物を置かなくてはいけません。
背の低いスタッフのために、
1メートルほどの高さがあるハイチェアが置いてあり、
私はいつもそこに登って荷物を取っていました。

その日も、いつものように登ったのですが…。

疲れていたのでしょうか。
腕を伸ばした瞬間に体がぐらつき、
勢いよく床に落ちてしまいました。

骨折や捻挫は免れたものの、お尻はひどい内出血。
半分以上が真っ黒に変色し、
少し触れただけでも激痛が走るほどでした。

でも、すぐには周りに言えませんでした。
なぜなら、以前から
「そんな高いところでガサゴソやらない!
落ちても知らないよ!」
と、散々注意されていたからです。

それをいつも、
「すみません、横着で。あはは」
と笑って流していた私。
今回の怪我は、完全に自業自得でした。

「怪我しちゃいました」なんて言ったら、
「だから言ったでしょ!」
と言われることは目に見えています。笑

恥ずかしくて黙っていたのですが、
歩き方がおかしくなり、結局すぐにバレました。

そして案の定、
「だから言ったのに!」の大合唱。
本当に、その通りです…。

「だから言った」の本当の意味

完治するまでの間、
「イッタタタタ」と痛みが走るたびに、
自分の油断を反省しました。

あれから3年。
今振り返ると、あのとき一番恥ずかしかったのは、
怪我をしたことよりも、
「だから言ったでしょ」と言われるのが怖くて、
素直に言えなかったことだったのかもしれません。

仕事をしていると、
つい「自分でなんとかしなきゃ」
と思ってしまうことがあります。

でも、誰かが注意してくれるということは、
それだけ自分のことを見てくれているということ。

あのときの「だから言ったのに」は、
責める言葉ではなく、
心配してくれていた言葉だったのだと思います。

1メートルの高さから落ちて学んだこと。
それは、人の言葉をちゃんと受け取ることの大切さでした。

…とはいえ、もうお尻で学ぶのは遠慮したいものです。笑
とほほ…。