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「大丈夫!です」を信じて
先日のこと。
お店のFAX機が、突然壊れてしまいました。
いまどきFAX?と思う方もいるかもしれませんが、時代はネット注文が主流になったとはいえ、業者さんによっては、まだまだFAXでのやり取りが現役です。
注文が送れないとなると、仕事になりません。
そこで、さっそくメーカーの修理部門に電話をかけました。
ところが0…これが、まあ、まったく繋がらない(苦笑)。
営業中だったので、仕込みをしながら、合間を見つけては電話をかけ直します。
根気と根性の1時間コール
「ただいま電話が大変混み合っております」
このアナウンスを何度聞いたことか。
スタッフの1人も手伝ってくれて、受話器を握り直すこと約1時間。
ついに、待ちに待ったオペレーターの方に繋がりました!
事情を説明すると、電話の向こうから、落ち着いた声でこう言われました。
「まずは、電源を切ってみてください」
電源を切る。
ここまでは、わかります。
ただ、私の頭にひとつの疑問が浮かびました。
「あの…電源コードを抜いたら、この電話も切れちゃいませんか? 本当に抜いちゃって大丈夫なんですか?」
するとオペレーターさんは、迷いのない声で、「大丈夫です!」と。
あまりにも自信満々なので、「あ、そういうものなのか」と、こちらも納得。元来の素直さを発揮してしまった私は、「じゃあ、切りますね!」と言って、電源コードを抜きました。
訪れた静寂
――ブツッ。電話の向こうの声が消えました。さっきまで元気に話していたオペレーターさんも、完全な無音。
…あれ?…切れた。
そりゃ、切れるよね。
考えれば、というか、考えなくてもわかることです(笑)。
横で一部始終を見ていたスタッフは、もうお腹を抱えて笑っています。
それを見た私も、そこでようやく我に返り、「ちょっと待って、切れちゃったじゃん!」と、ふたりで大爆笑。
しばらくして、先ほどのオペレーターさんから、再び電話がかかってきました。「先ほどは大変失礼いたしました……!」
ものすごく恐縮されています。
こちらも、「いえいえ、こちらこそ! そうですよねー!」と、もう笑うしかありません。
結果的には、FAXも無事に直って、一件落着。
オペレーターさんのお名前を聞きそびれてしまったのが残念です。
でも、あのオペレーターさんとは、なんだかすごく気が合うお友達になれそうな予感。できればもう一度、別のことで電話したいくらいです(笑)。とほほ…。



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