2026年10月下旬 秋晴
東京から神戸へ
MAL(MAMEHICO ACOUSTIC LIVE)キックオフ、お疲れさまでした!
レイナも神戸から駆けつけてくれて、MAMEHICOにゆかりのある人たちが銀座店に集まり、一緒に生の演奏を楽しみました。
その翌週には、MAMEHICOが企画した「昭和歌謡、歌うフルート」もあり、音楽に触れる機会が続きました。
そんな日々のなかで、いろいろと考えることがありました。
MALキックオフの席で、井川さんはこう話していました。
「音楽家が音楽だけで食べていくのは難しい。生の演奏は素晴らしいけれど、集客はまた別の問題。よい演奏をすることと、それを聴きに来てもらうことは、まったく別の仕事なんだ。」
私もスタッフとしてイベントに立ち会いながら、胸が熱くなり、こっそり泣いてしまうこともありました。
それだけに、客席にちらほらと空席を見つけると、「こんなにも素晴らしいのに…」と、なんとも切ない気持ちになってしまうのです。
音楽に限らず、演劇の世界でも似たようなことを感じます。
「面白可笑ひこ」をやっていると、日頃から演劇に親しんでいる人も、そうでない人も、お店に集まってきます。
舞台に立つ人がいて、それを見に来る人がいる。
そういう場ができること自体、面白いなと思います。
けれど、表現する場をつくり、そこにお客さんに来てもらうとなると、簡単なことではありません。
井川さんは、「MAMEHICO銀座には日頃から通ってくれるメンバーさんたちがいる。そこに、表現する人を招く。そういう形でいこう」と話していました。
今回のMALキックオフや「昭和歌謡、歌うフルート」にも、普段からMAMEHICOに通ってくれているお客さんが足を運んでくれました。
いつものお客さんが、いつもとは違う楽しみ方をする。
そして、そこに新しく舞台に立つ人が加わる。
そういう光景を見ていると、普段からお店に通ってくれる人たちがいることの心強さを感じます。
もっとも、井川さんからの無茶振りにタジタジとなっている出演者の姿を見ていると、なかなか大変そうではありますが…(笑)。
予定調和ではないからこその面白さ、というのもあるのかもしれません。
舞台に立つ人が真剣に取り組む姿に、お客さんが手を叩いて笑っている。そんな光景を見ていると、こちらまでつい夢中になってしまいます。
そういえば、この前、三茶店のシフトに向かう途中、駅を出たら大道芸をやっていて、すごい人だかりができていました。
綱渡りの最中、落ちそうになりながらもなんとか持ち堪える場面では、みんな拍手喝采!
その様子を見ながら、銀座店で行われる舞台のことを思い出しました。
時には、見ているお客さんまで「その綱」を一緒に渡らされるようなハラハラ感がある。
会場全体が息をのむような、あの緊張感。すさまじいものがあります。笑
そして、そんな場面を一緒に味わったあとには、会場全体が妙な熱気に包まれている。
舞台に立つ人がキラキラと輝いて見える。そんな瞬間があります。
銀座店でこういう時間を過ごすたびに、誰かがやってみたかったことを、実際に形にしていく場でもあるんだなと思います。
誰かが何かに取り組む姿を見ていると、こちらも胸を打たれたり、思いがけない景色を見せてもらったりします。それが何より面白い。
そして、イベントの日だけで終わらず、なんてことのない日にお店にお茶を飲みに来てくれたりする。
あの日、同じ時間を過ごした人と、また別の日にお店で会える。
そんな関係が続いていくことが、私はとても嬉しい。
銀座店で、これからどんな人に出会い、どんな時間を一緒に過ごせるのか。
楽しみは尽きません。
レイナが神戸に行って、もうすぐ丸4ヶ月。
働いてみて、御影店はレイナにとってどんなお店だと思いましたか?




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