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知らない世界を、のぞいてみる

私は昔から、気になるものを見つけると、じっとしていられない性格です。

知らないことに出会うと、どんなものなんだろう? どうなっているんだろう? と、つい興味が湧いてきます。
そして、気になり始めると、今度は自分でもやってみたくなるのです。

好奇心のはじまり

振り返ってみると、そんな性格は幼い頃から変わっていないようです。
幼稚園の頃、先生がピアノを弾き始めると、私はいつもスーッと一番前まで行き、食い入るように先生の手元を見ていたらしいのです。

その姿を見た先生が、母に「ピアノが好きなようなので、一度習ってみてはいかがですか?」と勧めてくださり、私はピアノを習い始めました。

思えば、私って昔からずっとこうでした。
「気になる」「好き」。自分のアンテナに引っかかるものを見つけると、もっと知りたい! 自分でもやってみたい! という好奇心が止まらなくなります。

ピアノは幼稚園から大学まで続けました。
音楽科のある高校への進学を考えたこともありましたが、結局は普通科へ進み、理系の道へ。ところが大学では、紆余曲折の末、教育大学の音楽専攻に進むことになりました。

❀桜SHOWにて。つまみ細工と水引細工で、3人分の髪飾りを手作りしました

ひとつの出会いから、次の世界へ

そこで出会ったのがお箏(琴)でした。
初めて触れたお箏の音色がとても心地よく、「もっと本格的に習ってみたい!」と思いました。
そこで当時の私は、紙のタウンページをめくり、たまたま目に入ったお教室に電話をしました。
それが、今もお世話になっている「桜芽会」でした。

日本舞踊を始めたのも、似たようなものです。
お箏教室の妹弟子さんが、Instagramで「着物の所作が美しくなりますよ!」と日舞のグループレッスンを紹介していて、「一度体験してみようかな」と参加しました。

そこで出会ったのが、今の師匠、花柳廸彦太先生です。
手先のしなやかさ、はんなりと柔らかい身のこなし。
男性なのに、なんて色気があって艶やかで美しいんだろう! と、一瞬でファンになってしまいました。

❀新春、ゴルフ場のクラブハウスでのBGM演奏。お箏の師匠にお供して、もう8年ほど伺っています

最初は月2回のグループレッスンで満足していたのに、だんだん物足りなくなり、今では月4回の個人稽古です。
来年6月には、大阪・日本橋の国立文楽劇場で、本格的な舞台に挑戦する予定です。
「ちょっとやってみたい」が、いつの間にか「もっと極めたい」に変わりました。

自分の中心に戻れる時間

箏や日本舞踊…、私が特別に「和文化が大好き」なのかというと、実のところ自分でもよくわかりません。

着物は大好きです。着ていると自分が一番しっくりきます。
和の世界観も落ち着きますし、お箏の音色も好きです。
でも、古典曲を聴くと眠くなってしまうことも多々あります(笑)。

❀着物でひとり旅をした、小豆島の寒霞渓は絶景でした

それでも、自分で弾いたり踊ったりするのは楽しいです。
自分と師匠方との差に愕然としながらも、「もっと上手くなりたい」と思います。
練習している間は、仕事や日常のあれこれを忘れて、目の前のことに没頭できます。
私にとって、自分の中心に戻れる心地よい時間なのです。

私の趣味は、好奇心そのもの

ただ、私の「気になる!」は和文化に限りません。
この数年だけでも、ひとり(着物)旅、華おはぎ、練り切り、テーブル茶道、つまみ細工、水引細工、モデルウォーキング、ショー出演、和裁、数秘、乗馬…。

気になったものは、時間とお金の許す限り、とりあえずやってみます。
続いているものもあれば、一度きりのものもあります。

❀ウォーキングSHOWでは、金髪ショートボブのウィッグで大胆にイメチェン

どうやら私は、知らない世界を知ること、気になったことを自分で経験してみることが、たまらなく好きみたいです。
そして、その中から「これは!」と思うものが見つかると、もっと深く掘り下げたくなります。
昨日より今日、今日より明日。少しずつできることが増えていく。
その成長の過程も好きなのです。

そうやっていろんなものに首を突っ込んでいると、「ああ、私、生きてるなぁ〜!」と実感します。
だから最近は、これが私の「趣味」なのかもしれないと思っています。

知らない世界に出会うこと。
「好き」「やってみたい」を、自分で確かめに行くこと。

…たまに色々抱えすぎて、キャパオーバーで溺れそうにもなりますが(笑)。
それでも、これからも「気になる!」には素直に近づいていくし、触れずにはいられないんだろうなぁ、きっと。

❀体験乗馬!いつかはライセンスをとって、外乗に出てみたい!