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始めて続ける 桐生
紫香邸で行われた、井川さんのお話会「始めて続ける」に参加させていただきました。
私は普段、横浜に住んでいて、月に1度、施設にいる母に会うために群馬に帰省しているのですが、今回はこのお話会に合わせて帰省の日程を組みました。
井川さんにお会いするのは初めてだったので(ヨシノさんにはお会いしましたが。笑)、とても楽しみにしていました。
森のような場所
終始、和やかでリラックスした雰囲気のお話会でしたが、その中でも特に印象に残ったことがあります。
ひとつは、「雑に集まった人たち」という言葉です。
井川さんは、それを森に例えていました。
自分と感覚的に近い人だけで集まるのとは違って、自分は自分であっていいし、人もそのままでいい。
受容されている、含まれているような感じ。
実際、私も普段なら話さないようなことをポロッと話していましたし、みなさんのお話もジャッジすることなく聞き合えて、一体感のようなものを感じました。
そして、もうひとつ印象に残ったのが、「おばさんおじさん」。
初めて聞く言葉ですが、井川さんにピッタリですね。
井川さんが「俺はおばさんおじさん」と言うたびに、お腹がよじれそうになりました。笑
女子の気持ちもわかるし、細やかな感覚もある。
でも一方で、決断は早いし、自分で決めたことは自分で引き受ける。どこか武士のようなところもある。
そんな両方を持ち合わせているからこその「おばさんおじさん」なのかな、と思いました。

「秘密の花園」をみんなで
そんな中で、いちばん心に残ったのが「秘密の花園」という言葉でした。
女性はみんな、自分だけの「秘密の花園」を持っているという話です。
というのも、何日か前に「秘密の花園」とはどんな小説なのか気になって、調べていたばかりだったのです。
だから、思いがけず井川さんからその言葉が出てきたことに、とてもびっくりしました。
私は小さい頃から、自分だけの秘密基地が欲しいという願望がとても強く、それは今でもずっと変わっていません。
本当の自分で安心していられる居場所。
誰にも壊されたくない、大切な空間。
本当はみんなと分かち合いたいけれど、自分はどうせ分かってもらえない。
わかってもらえないなら、一人でいたい。
私にとっての「秘密の花園」は、そんな場所だったのだと思います。
でも今回のお話会を通して、私は、居心地のよい場所で、ただ本音で話をしたかったのだという、小さい頃からの願いを改めて思い出しました。
たわいない話も、深刻な話も、そのまま聞き合うこと、感じ合うことは、簡単なようでいて、とても難しいことです。
けれど、たまたま「雑に集まった人たち」だからこそ、それができたのかもしれません。
人生の折り返しを過ぎて、自然体の自分、本当の自分に戻ると決めてから、いろいろなことが起きています。
MAMEHICOとの出会いも、そんな流れのひとつなのかもしれません。
私は一人も大好きだけれど、本当は人が好きで、いろいろな人の人生に興味があります。
自分だけの「秘密の花園」もいいけれど、みんなで作る「秘密の花園」もいいなと思いながら、お話会を終えました。



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