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水ようかんを食べる会 銀座

この会をきっかけに、はじめてMAMEHICO銀座へうかがいました。
当日は、私のような初参加の方や、2回目という方もいれば、もう10数年、20年近くMAMEHICOとの時間を重ねてきた方々もいらっしゃいました。

はじめまして、から始まる時間

一人ずつ自己紹介をしながら、話題はあちらこちらへ広がっていきます。
「どうしてMAMEHICOに通うようになったのか」
そんな一人ひとりのお話を聞くのがおもしろく、古くから通われている方からは、渋谷にお店があった頃のお話や、今のそれぞれの店舗のこと、井川さんとのエピソード、これまで開催されてきたイベントや遠足のお話など、普段は聞くことのできないMAMEHICOの歴史をうかがうことができました。

軒先の立ち話のような

こういう場には、あらかじめ話すテーマがあった方がいいのかな、と思ったものの、なくてもいいのかもしれませんね。
商店の軒先で、お客さん同士がたまたま居合わせて話をするような。
後から来る人が加わり、先に帰る人がいて、それでも会話が自然につながっていくような。
そんな、昔ながらの立ち話に近い時間だったように感じました。

食べることが、人をつなぐ

そして、いよいよ水ようかん。
今回いただいたのは、向田邦子さんがこよなく愛されたという、南青山の菊屋さんの水ようかんを。
私はアイスコーヒーをお供にいただきました。

途中で、「何か少ししょっぱいものがあったら合うのでは?」なんて考えてしまいました。
おしるこ屋さんのおぜんざいについてくる、ほんの少しの塩昆布。
それとも、上品なあられ?
いやいや、今日はこの水ようかんを純粋に味わう時間なのだ。
向田邦子さんが愛された水ようかんなのだ。
…などと、心の中であれこれ考えながらいただきました。

味はすっきりとしていて、どこか懐かしい。
自分の知っている水ようかんの延長にありながら、丁寧につくられたことが伝わってくる味でした。

水ようかんというものは、子どもの頃から、そう何個もぱくぱく食べるものではなかった気がします。
温かいお茶を飲みながら、少しずつ口に運ぶ。
菓子切りやフォークで少しずつ削っていく。
その感触や、美しい形を眺める時間も含めて楽しむものだったのだな、と改めて思い出しました。

今回は、水ようかんをきっかけに、お店との出会い、人との出会いが生まれる素敵なひとときになりました。