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水ようかんを食べる会 神戸

普段あまりコーヒーを飲まない僕にとって、
MAMEHICOはコーヒーを飲む場所というより、
「食べることを愉しむ場所」です。

そもそも僕がMAMEHICOのメンバーになったきっかけも、
たまたま注文したカレーの付け合わせの
野菜のおいしさに感動したことでした。

だから、今開催されている「MEET&EAT」は、
僕にとってMAMEHICOの中でも特に大切なイベントなのです。

「しみじみ」という味わい

そんな僕がMAMEHICOで食事をするときに
意識しているのは、「しみじみ」と食べること。

「しみじみ」というと、どこか侘しさや寂しさを
思い浮かべる人もいるかもしれません。
でも僕にとっては、心を落ち着けて静かに食事をすること。
その時間の中で、味だけでなく、
料理に込められたつくり手の思いや意図までが、
「染み染み」と身体に伝わってくるような感覚があります。

今回の食べる会でも、その日その時間に集まった
メンバーのみなさんの顔を見ながら、
それぞれの自己紹介やエピソードに耳を傾け、
笹舟を模した器も愛らしい虎屋吉末さんの
水ようかんを、しみじみと味わいました。

喉で味わう水ようかん

水ようかんは普段から食べる機会も多いので、
「職人泣かせ」と言われるその違いは
どこにあるのだろう、と楽しみにいただきました。
その違いは、一口目ではわかりませんでした。
「なるほど」と思ったのは、飲み込むその瞬間です。

虎屋吉末さんの水ようかんは、
つるんと消えてしまうのではなく、
ほどけるように溶けながらも、
小豆の存在感が最後まで残ります。
普通の羊羹では味わえない、
水ようかんならではの繊細な口どけと小豆の感触を、
飲み込むその瞬間まで楽しめる。
その贅沢さに、思わず感心してしまいました。

食べることが、人をつなぐ

そして、この食べる会の魅力は、食べ物だけではありません。
MAMEHICOのメンバーが集まり、お互いの話に耳を傾けながら、
同じものを味わう時間そのものが、この会の魅力なのだと思います。

前回のお茶漬けの会では、メンバー登録をしたばかりのご夫婦が、
直前に飛び入りで参加されるという偶然がありました。
その場にいたからこそ生まれた一期一会で、
実にMAMEHICOらしい時間だったと感じています。

これからも食べる会は続いていくそうです。
ぜひ、機会があれば一度参加してみてください。
その日だけの偶然の出会いと、
おいしいものをゆっくり味わう喜びを、
みなさんにも「しみじみ」と味わっていただけたらと思います。