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よもぎ香る春の記憶

みなさんこんにちは。MAMEHICO東京スタッフの飯塚友美です。

先日、こんなニュースを見ました。
「抹茶が世界的に人気に。茶摘みの担い手が減っている日本では、生産が追いつかず。ポスト抹茶は、よもぎか…!? よもぎカフェが流行の兆し。」
ニュースによれば、これから、よもぎの時代が来るのだそうです。

そんなふうに注目され始めているとは知らず、MAMEHICOでは春になると、毎年よもぎを摘みに行っています。
摘んできたよもぎを茹でて、すりつぶして、白玉に練り込む。そうして、よもぎ白玉を作っています。

そもそも、なぜよもぎを摘みに行くようになったのか。
昔、とある喫茶店づくりのお手伝いをした時のこと。「よもぎ団子をやろう」という話になりました。すると相手先のスタッフが、
「では、よもぎを畑で育てましょう」
と言いだしたのです。

それを聞いた井川さんは、
「よもぎなんて、その辺に生えてるんだから。育てるものじゃないよ」
そう言って、私たちを河原へ連れて行きました。

すると、ひろーい河原一面に、よもぎがうっそうと生えていました。
摘んでも摘んでも、まだまだある。スタッフ10人で摘んでも、全然減らない…。笑
その景色を見た瞬間、自然の中にある植物の量感というか、人が管理しきれない勢いみたいなものに、圧倒されました。
井川さんが何を言いたかったのか、よくわかった気がしました。

みんなで日が暮れるまで、くたくたになるまで摘んで、店に持ち帰って、鮮度が落ちないうちにすぐ茹でます。
河原で摘んだばかりのよもぎは、茹でると、酔いそうなくらい強い香りがしました。
身体がぽかぽかしてきて、少しクラクラするくらい。

その時、はじめて実感しました。
「あぁ、よもぎって、ただの雑草じゃないんだ。昔から薬草として使われてきた理由が、ちゃんとあるんだな」と。
よもぎのパワーに感心したものの、気づけばスタッフ全員が酔ったようになってしまい…、散々な一日の終わりとなりました。笑

それでも、毎年よもぎの季節がやってくると、あの日の光景が蘇ってきます。
大変だったけれど、思い出深い一日として、わたしたちの記憶に刻まれています。

5月に入り、初夏が近づいてくると、よもぎはどんどん背が伸びて、葉っぱも固くなってきます。香りも少しずつ落ちていきます。
だから、やわらかくて、香りのいい春のよもぎを楽しめるのも、あと少し。
今年のよもぎ白玉も、そろそろ季節の終わりを迎えそうです。

クロカンのおはなし
春の期間限定の「よもぎ白玉クロカン」。
東京、神戸ともに、〜5/18まで。
3日かけて炊いた黒豆の甘煮と食感にこだわった寒天、牛乳アイスととも季節を楽しんでくださいね。
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