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春のキウイ、記憶の味

みなさん、こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの草ヶ谷美香です。

昨年から、MAMEHICOの春のデザートに加わったキウイパフェ。
甘酸っぱさと瑞々しさが、今の季節によく合うデザートだなぁと思っています。

キウイと聞いて思い出すのは、私が子どもの頃、母の実家にあったキウイの木のことです。
遊びに行った日に祖母の仕事があると、幼い私は車に一緒に乗り込んで、取引先への納品について行くことがありました。

そんなある日、納品の帰り道に、仕事先ではない見知らぬお宅へ寄り道をしたことがありました。
そこで祖母は、何やら白い花をもらってきたのです。
それは、キウイの雄花でした。
祖母はその花を大事に持ち帰りながら、「これで受粉させるとキウイが成るんだよ」と教えてくれました。
キウイには雄花と雌花があることを、そのとき初めて知ったのでした。

キウイの木の下には、祖父母が健康維持のために設置したという鉄棒がありました。
子どもの私にとって、そこは格好の遊び場。
キウイの木陰で鉄棒の練習をしながら、見上げた木に実がなるのを楽しみに過ごしていました。

家庭の庭先にある一本の木だったので、実際に成ったキウイは小ぶりで、数も少なく、スーパーで見るような整った形とは違う、いびつなものでした。
でも、しっかり熟してから食べたそのキウイは、とても甘くて。あの味は今でも印象に残っています。

その後、祖父母の家を建て替えることになり、キウイの木も鉄棒もなくなってしまいました。
子ども心に、大切な場所がひとつ消えてしまったような寂しさを感じたのを覚えています。
私にとってキウイには、そんな少し切ない思い出があります。
でも、庭先で育てられることもあるくらい、日本では昔から身近な果物で、いろんな場所で作られています。

先日も、車で走る道沿いにキウイの木を何度も見かけました。
(ここ最近はキウイを気にしているから、余計に目に入るのかもしれませんが…。笑)

ただ、売り場で手に取るのは、どうしても輸入ものが多くなりがちで、国産のものは少し影が薄い印象があります。
それでも、よく見て国産キウイを選んで食べてみると、ひと味違うことに気づきます。

国産のものは、完熟に近い状態で収穫・出荷されることが多いそうで、甘みが強くてジューシー。
キウイといえば「酸っぱい!」というイメージがありますが、国産キウイは酸味と甘味のバランスがよく、するすると食べ進められる味わいのものが多い印象です。
祖母の庭で育ったあの小ぶりなキウイが、スーパーのものよりずっと甘かったのも、きっとそういうことだったんだろうなと、大人になった今、少しわかるようになりました。

私はMAMEHICOスタッフの中でも、とくにフルーツが好きなほうなのですが、こうして思い返してみると、幼い頃からフルーツに触れたり、食べたりする機会が多かったことが大きいんだなぁと、今になって感じます。
フルーツって、ただ甘いだけじゃなく、季節や産地、育て方によって味わいがまったく変わるもの。
そんなふうに思うからこそ、MAMEHICOのキウイパフェには、国産のキウイを選んで使っています。

キウイを主役に、食べ進めるごとに表情が変わっていくような仕上がりのパフェ。
春の短い時期だけのデザートなので、もうすぐおしまいです。
ぜひ、この季節のうちに食べにいらしてください。

キウイパフェのおはなし
三茶と神戸はもうすぐ初夏メニューに変わります。
季節のバトンが渡される前に、
今だけの瑞々しいキウイパフェをぜひどうぞ!
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