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モヤモヤを分け合える場所

先日、久しぶりに面白RADIOの収録をしました。
今年の6月から東京を離れ、MAMEHICO神戸・御影店で働いている私。
「もしかしたら、私の名前が次の台本にないかもしれない……」
そんな恐怖を抱えて過ごしていましたが、無事、今回も出演者に名を連ねることができました…!

私がMAMEHICOで働くようになったきっかけは、カフェよりも先に井川さんの舞台を観たこと。
なので、面白可笑ひこやエトワールヨシノへの愛情は格別です。
意気揚々と神戸から東京に向かいました!

いつもと違う、に気づくこと

私が参加したのは、面白RADIOのナビゲーター兼常連客役のセツオさんと、私を含めた店員たちとのやりとりのシーン。
出演回数の多いレギュラーメンバーが集まりました。

さっそく、最初のシーンを収録開始。
すると、井川さんからすかさず「はい、カット!」と声がかかります。

「あれ、なんか今日、声が違うんだけど?」
これまでの回にも何度も出演している常連客のマイコさんの声が、いつもと違うんです。
といっても、そんなに大きく変わったわけではありません。

これまで、少し憂いを帯びた、人生経験豊富な謎の女性を演じていたマイコさん。
その声が、その日はカラッと明るくて、なんだか湿度が下がったような印象なのです。

台本を読んだり、マイクを通して聞いたりしないと気づかないくらいの、ほんのわずかな変化。でも、確かに違う。
本当に不思議です。

収録の合間には、
「声が変わるなんて、マイコさん、最近なんかあったの? いいことがあった感じだけど!」
「うーん、特に思い当たることはないんだけど、なんだろう?」
なんて話をしていました。

台本の中のやりとりと、そう変わらない会話をしている自分たちがいて、なんだか可笑しかったです。笑
こうやって、わざわざ口にするほどでもないような小さな変化に気づいたり、気づかれたり。
それについて話したり、聞いたりする場所があるって、幸せなことだなと思います。

モヤモヤとの付き合い方

そして、ふと、今回の面白RADIOのテーマ「モヤモヤ食堂」にも通じるなぁと思ったのです。

靄(もや)とは、少し先は見えているけれど、その先はよくわからない。ざっくり言うと、そんな状態のこと。
目の前に具体的な問題があれば、解決するために考えればいい。
でも、モヤモヤは、何にモヤモヤしているのかさえ、よくわからない。
そもそも、自分がどうしたいのかもわからなかったりします。

私も、モヤモヤを抱えています。
というか、モヤモヤを抱えていない人なんて、いない気がします。
もしいたとしたら、見ないふりを決め込んでいるのかもしれません。

その気持ちもわかります。ひとりでモヤモヤを抱えるのは、けっこうしんどいことだから。
一旦、先を見るのをやめて、モヤモヤなんてないことにしたくなるときもあります。

だからこそ、ほんの少しでも誰かと共有できたら、それだけで助かることがあるんだと思います。
解決しなくたっていい。ただ話してみたり、誰かの話を聞いてみたりするだけでも。

私にとって、面白RADIOでマイクを囲む仲間との時間も、そんな小さな共有ができる大切な場所なんだなと、改めて思った日でした。