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自分のことだけ考える、とは

水野 知帆2026年05月03日空間を整える#哲学

こんにちは、MAMEHICO神戸・御影店スタッフの水野知帆です。

先日、アイスコーヒー選挙の動画撮影のため、店長と一緒に東京へ行かせてもらいました。
研修でも何でもなく、この動画を撮るためだけに新幹線に乗って東京へ行く。
改めて考えると、なかなか不思議なことをしているなと思います。

そのとき、事務所で井川さんたちとお話しする機会がありました。
その中で、ひとつ印象に残った言葉があります。

「自分のことだけ考えてればいいんだ」

最初に聞いたとき、正直、少し引っかかりました。
周りのことを考えずに、自分のことだけを考えるなんて、どこか良くないことのように思っていたからです。

でも話を聞いていくうちに、その意味は少しずつ変わっていきました。
自分のことを見つめるのがしんどいから、周りのことや将来のことに意識を向けてしまう。
本当は目の前の自分に向き合うべきなのに、それを避けているだけなんじゃないか。

私もこの2年で、自分はずいぶん成長したと思って、それを言葉にしてきました。
けれどそれは、「過去の自分よりできている」という物語の中で安心していただけで、今の自分をちゃんと見ていなかったのかもしれません。

過去でもなく、未来でもなく、今の自分をちゃんと見るというのは、相当きついことです。
過去の自分の話は、それがどんなに辛かったことであっても、むしろ辛いことほど美化できてしまいます。
「あの時は何もできなかったけど、今はこんなにできている」というストーリーだけで、自分のお腹がいっぱいになります。
でもこれって、他人からしてみたら「だから何?で、今は何をしているの?」という話ですよね。

未来の自分について考えるのも同じで、過去の話も未来の話も、その話をしているときは、何かした、もしくはしているような気に簡単になれてしまいます。
これは中毒性があって、少し危険なことだと思います。
実際、私は去年の10月あたりから1年の振り返りを何度もして、周りから呆れられていました。
本当に手っ取り早く、気持ちよくなれてしまうんです。

そうすることで、今の自分を見つめなくて済みます。
行動だけが現実を変えるのに、その行動を先延ばしにしてしまう。
それでは、現実の自分はいつまで経っても変わりません。

私は、今の自分を変えたいです。
何があっても、真っ直ぐな気持ちでいられる自分になりたい。
他人を羨ましく思ったり、ひとりで寂しくなったり、思い通りにいかずイライラしたり、過度にはしゃいでしまったり。
そういう周りの出来事に反応して生まれる感情に振り回されることなく、自分自身をコントロールして生きていきたい。

正直、今の自分を見るのはやっぱりしんどいです。
でも、それを避けている限り、何も変わらないのだと思います。
だから、うまくできなくてもいい。
今の自分から目を逸らさずに、店に立っていたいです。

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