静かなにぎやかさのなかで

こんにちは。MAMEHICO東京メンバーの護得久えみ子です。
私は、ときどき三軒茶屋店にお手伝いに行かせていただくことがあります。
いろいろなお仕事を教わりながら挑戦するのは、毎回緊張の連続。
でも、スタッフさんのお仕事の様子や、お食事やデザートができあがっていくのを間近で見られる、たいへん幸せな時間でもあります。
この「お手伝いシステム」のおもしろさについては、いずれまた文字にしてみたいと思うのですが、今日は、先日のお手伝いで印象に残ったことを。
その月曜日、お昼少し前にお店に着くと、ともさんたちが笑顔で迎えてくださいました。
その日の仕事は、包装紙を既定のサイズにカットすること。
(こんな素敵な包装紙があったとは、初めて知りました。)
サイズを教わり、カッター、定規、カッターマットをお借りして、ソファ席へ。
包装紙は、贈りものに使われるもの。
だから、お店の人も、贈る人も、贈られる人も、それぞれが気持ちよく贈り、受け取れるものでなくては。
そんなことを考えながら、緊張しつつ慎重にカットしていきます。
はじめは夢中だったのですが、そのうちふと、マフィンの焼けるにおいがしてきました。
あぁ、やっぱりいいにおいだなあ…と、少し気持ちがゆるむと、お店の中のいろいろな音も耳に入ってきました。
お店のドアの小さなベルが鳴る音。
それにこたえる「いらっしゃいませ」の声。
注文したり、質問したりするお客さんとスタッフさんの会話。
コーヒー豆を挽く音。
BGMで流れている、静かなピアノの音。
不思議な表現になりますが、「静かなにぎやかさ」と言いたくなるような空気感は、とても居心地がよくて。
それは、子どもの頃、家族の気配を感じながら食卓で宿題をしていた時間にも、どこか似ていました。
包装紙カットの緊張がほぐれた、とまでは言いませんが、気づけば2時間が経っていました。
もしかしたら、それはソファ席だから感じられたのかもしれないし、その日、その時にその場に居合わせた人たちみんなで醸し出していたものなのかもしれません。
なんだか、いい時間を過ごしたなあ、と思うひとときでした。

スタッフ体験です。
「お客さん」という枠を超えて、
この場所の空気感を共に守り、
動かしてみたい方を求めています。





