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お手伝い

求人情報

こんにちは。
MAMEHICOスタッフの飯塚友美です。

ほぼ毎日、三軒茶屋店に立っています。
いつでもタレ目でニコニコしているので、「笑顔がいいね」とよく言われます。
この笑顔ひとつで、ずいぶんと人生を乗り切ってきました。

けれど、笑うしか能が無い自分に行き詰まりを感じていた頃、
偶然入ったのが、渋谷にあったMAMEHICOでした。
あたたかな空間と、丁寧に作られた食べもの。
その一つひとつに心を打たれ、「ここで働きたい」と思ったのがきっかけです。

それから十年以上。
笑顔だけでは通用しない場所で、人に誠実に向き合うことの難しさと、その尊さを学びました。

MAMEHICOの仕事は、人に向き合うこと。
どんなに小さなことでも、相手の顔を思い浮かべながら、細部に気を配る。
その積み重ねが、やがて人の心を動かすのだと感じています。

だからこそ今は、お手伝いを通して、
新しく関わってくれる人に出会えるのを楽しみにしています。

先日、キッチンサポートに来てくれた女性と、
かぼちゃを切って蒸して、プリンの仕込みをしました。
ほんの短い時間でしたが、「楽しい!」と笑ってくれて、こちらまで嬉しくなりました。

私たちには慣れた作業でも、初めての人にはひとつひとつが新鮮です。
その姿を見ていると、「お手伝いって、こういう喜びなんだ」と気づかされます。

いま、MAMEHICOでは正式なスタッフの求人も、
まずはこの「お手伝い」から始めてもらうようにしています。
いきなり働くのではなく、実際に一緒に時間を過ごして、お互いがどんな人なのかを知る。
そうやって徐々に関わっていくようになってから、辞めるスタッフがいなくなりました。

昔は、たくさん入って、たくさん辞めていった時期が長かったんです。
でも今は、きちんと「うちと合うかどうか」を確かめてから一緒に働くので、
みんな長く続けてくれています。

お手伝いに来てくれる人が笑顔で働いていると、お店全体がやわらかくなります。
効率よりも、人の温度が大事。
それが、MAMEHICOらしさだと思います。

もし「少し手伝ってみたい」「この空気を中から感じてみたい」と思ったら、
気軽に声をかけてください。
キッチンでも、掃除でも、ホールでも、イベントの準備でも、
どれも「みんなでお店をつくる」という点では同じです。

MAMEHICOの仕事は、相手が人であるということ。
そのことを忘れずに、いまの私も、笑顔で、真剣に向き合っていきたいと思っています。