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コインで気持ちを表す

こんにちは。MAMEHICO銀座のイベントスタッフ、坂本智佳子です。

昨年秋から公演を重ねている、エトワール★ヨシノによる一人劇「脱走兵と群衆」は、気軽に楽しんでいただけるよう、予約不要・鑑賞料無料でお届けしています。
その代わりに導入しているのが、「おうえんコイン」という仕組みです。

お客さまは、公演を観て感じた気持ちを、コインで表現することができます。
端的にいえば「チップ制」です。
暗い会場でもきらきらと光る、おもちゃのゴールドコインをカップに入れて販売しています。

私はこの公演で、開演前におうえんコインの説明をし、休憩中に販売する係を担当しています。
毎回、お客さまの反応は本当にさまざまです。

ノリノリでコインを購入してくれる方もいれば、「これはなんですか?」と首をかしげる方。
おもちゃのコインをチョコレートだと思う方。笑
「記念品として持って帰りたい」という声もあります。

「金額は自由です」とお伝えすると、こんなにも多彩なリアクションが返ってきます。
コインのやりとりから、公演をどのように感じているかが伝わるのはもちろん、初対面であっても、その方らしさが自然と滲み出ていて、人となりが垣間見える——そんな不思議なやりとりだと感じています。

休憩中に販売したコインは、公演の最後の曲で、エトワール★ヨシノ自身がかごを持って客席を回り、回収していきます。
じゃらららっ…とかごに落ちるコインの音。ヨシノとのちょっとしたやりとり。
その一瞬も含めて、小さなエンターテイメントになっています。

日本はチップ文化ではないので、自分の意思を金額というかたちで表す経験は、なかなかないと思います。
私自身も、いくら払うかを自分で決めるのは、少し勇気のいることだと感じています。

けれど、いざやってみると、そこにコミュニケーションが生まれるのです。
コインを渡す瞬間、ヨシノと目が合う瞬間、かごに入れる瞬間——
言葉に限られないやりとりの中に、確かな双方向性があります。

一般的な公演のチケット代は一律で、公演への評価や感動の深さが金額に反映されることはありません。
おうえんコインは、その一律をいったん外してみる試みでもあります。

そのお客さまらしい、凸凹のリアクションも含めて、この公演は完成するのだと感じています。
毎公演それを目の当たりにしている私にとって、それもまた楽しみのひとつです。

「脱走兵と群衆」にお越しの際には、おうえんコインも、ぜひ楽しんでみてください。

詳しくはこちらから
「脱走兵と群衆」
出演 / エトワール★ヨシノ
作・演出 / 井川啓央
日時: 5/2日(土)、3(日)
場所: MAMEHICO銀座

変わり続ける「脱走兵」を体験できる
この機会を、どうぞお見逃しなく。
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