銀座はモーニングと予約制ランチ

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パンが主役の朝

渡辺 臣将2026年04月27日料理・甘味#モーニング#神戸

こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺臣将(しげまさ)です。

最近、MAMEHICOでは各店でモーニングに力を入れていて、それぞれのお店ごとに違った表情があります。
御影店のモーニングは、週替わりで和と洋を交互にご用意しています。
焼鮭の和朝食と、厚切りトーストのセット。どちらにもそれぞれファンがいて、毎週楽しみにしてくださる方も増えてきました。

中でもこのトーストのセットは、言ってしまえば「パンが主役」のモーニングです。
これまでパンは、東京から厳選したものを取り寄せて使っていました。
もちろん味は申し分ありません。ただ、どうしてもコストがかかる。
「ちゃんとしたものを出したい」と「日常的に続けられる価格で届けたい」のあいだで、ずっと悩んでいました。

そんなとき、代表の井川さんが御影に来た際、ふらっと立ち寄ったのがお店からほど近い「御影アルティザン」でした。
御影の街で長く続くパン屋さんです。
調べてみると、派手なことはしないけれど、地元に根づき、日々の食卓に寄り添うパンをずっと作り続けている。
その姿勢に、どこか通じるものを感じました。

中でも看板商品の「パンドミ」。
シンプルな配合で、小麦の風味をしっかり引き出した食パンです。
ふんわりとしていて、それでいて中はしっとり、もっちり。
厳選した小麦と発酵バターで焼き上げているからこそ、余計なものがなく、毎日食べても飽きのこない味です。

僕たちがやりたいのも、まさにそういうことです。
刺激的で一度食べて驚くおいしさではなく、気づいたらまた食べたくなっている味。
毎日でも食べられる、きちんとしたおいしさ。
「これ、いいね」と感じるまでに、時間はかかりませんでした。
すぐに、このパンドミを使わせてもらおう、という話になりました。

そして実際にトーストしてみると、これが驚くほどおいしい。外はサクッと香ばしく、中はもっちり。
噛んだ瞬間に、小麦の甘みとバターの香りがじわっと広がります。
やっぱりパンが主役なんだな、と改めて思いました。

そして、このパンに合わせるのがミルクスープです。
たまねぎと鶏肉でじっくり出汁を取り、そこに白インゲン豆の煮汁を加えてコクを出します。最後にミルクでやさしく煮込む。
ごろっと入ったにんじんの甘みもあって、どこかほっとする味に仕上げています。

ぜひ、このトーストをスープにつけて食べてみてください。
パンがスープを吸って、また違う表情になります。これがまたいいんです。

モーニングといえど、素材選びから手は抜かない。そして、手間ひまも惜しまない。
やっていることはシンプルですが、その積み重ねでしか出せない味があります。

朝7時から。
この街で一番早く開けて、一番気軽に来られて、そしてちゃんとおいしい。そんなモーニングを目指しています。
よかったら、ぜひ一度。一日のはじまりに、どうぞ。

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