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マフィンが全国へ届くまで

渡辺 みゆき2026年10月09日

子供のころから、整理整頓や掃除をすることが苦手だと思っていました。
こういう作業は、「もっとこうした方が使いやすい」「ここをきれいにしておきたい」と、自分の意思がそのまま反映されます。自分の考えていることなんてダメだ、私なんてダメだと思っていたから、そういうことをちゃんとやってこなかったんだと思います。

でも、MAMEHICOに入ってからきちんとやるようになって、その楽しさを知りました。今では大好きです!

そして白状すると、お菓子作りも向いていないと思っていたことの一つです。
ずっと「細かい作業が向いてないんよ。私ってほんま大ざっぱで〜!」なんてネタにして笑っていたんですが、マフィン作りを始めて、ただ自分の弱さから目を背けたかっただけなんだと気がつきました。
今では、誇りを持って作っています。

当たり前ですが、計量は毎回ジャスト。使う道具や配置も、必ず同じようにする。
卵白や卵黄を泡立てる作業も時間を決めて、そのときの状態をよく見る。毎回違う作業場の温度や湿度、自分のメンタルや体調もよく感じて、できるだけ同じところに持っていけるようにする。

最初は失敗が続きました。
「ここをこうしたことが原因かな。じゃあ今度はこうしてみよう」
先輩に相談したり、試行錯誤したりしながら、「あ、できた!」を繰り返して、1年が経ちました。

今では、お店の一番人気なんです!
工房のお手伝いをしてくださるお客さんもいて、少しずつ心強い仲間が増え、マフィン工房もスムーズに回るようになりました。

そして今度は、ホームページからマフィンを購入していただけるようになりました。
珈琲や自家製のいちごジャムと一緒に箱に詰めて、MAMEHICOのWEBSHOPの最初のお客さんになっていただくクラウドファンディングが、10月20日からスタートします。

ということは、これまで神戸のお客さんに楽しんでいただいていたマフィンが、神戸から離れている方、お店に行きたくても行けなかった方、SNSやホームページでMAMEHICOを知ってくださった方など、全国各地のお客さんのご自宅に届くことになります。

子供のころの私がこのことを知ったら、ひっくり返って泡を吹くんじゃないかと思うし、笑、大人の私も少しドキドキしています。
でも、全国のお客さんからご注文いただいたマフィンを焼くことが、今から楽しみで仕方ありません!

だってね、ほんまに美味しいんです。
外側はさくっとしていて、中はきめ細かくて、ほわっと柔らかい。地粉とバターの味がしっかりしていて、大きさもちょうどいい。

定休日の朝、淹れたてのあったかい珈琲とマフィンをいただく。
ホッと一息つけるこの時間が、毎週の私の密かな楽しみなんです。

自信を持ってお作りしているマフィンを、クラファンを通して、さらにたくさんの方に手に取って楽しんでいただけるよう、あらためて毎日、誠実に、心をこめて頑張ろうと思っています。

今日も頑張るぞ!