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焼きたてを食べてもらえる関係

飯塚 友美2026年10月26日

先日、MAMEHICOではメンバー限定イベント「アップルパイは紅玉しか認めないあなたへ」を開催しました。

今しか手に入らない、キリッと酸っぱい紅玉りんご。
これを使って焼いた、焼きたてのアップルパイをみんなで食べよう!という趣旨の会です。

そのとき、参加してくださったお客さんのひとりが、食べる前にこんなことをおっしゃっていました。

「実は、火を入れたリンゴが苦手なんです。今日はそれを克服しに来ました!」

ええっ!そうなんですか!笑

アップルパイが大好きで食べに来ました、という方はもちろんいらっしゃいます。
でも、苦手なものを克服しようと、わざわざ参加してくださるとは!

きっとMAMEHICOのものなら美味しいはず!と信じて、重い腰を上げてくださったこと。
こんなに嬉しいことはありません。
これは、なんとしても美味しく食べてもらいたい!!!

MAMEHICOのアップルパイは、冷めていても、もちろん美味しいんです。
でも、本当は焼きたてが一番美味しい。

オーブンから出したばかりのパイは、バターの香りがふわっと広がって、生地はサックサク。
中のリンゴは温かくて、紅玉ならではのキュッとした酸味が、甘いパイ生地とよく合います。
私は、この焼きたてのMAMEHICOのアップルパイが、「世界一美味しい!」とさえ思っています。笑

でも、普段お店で商品としてお出ししているアップルパイは、冷蔵庫で冷やしたものです。
1日に100人以上のお客さんがいらっしゃることもある中で、その全員に焼きたてをお出しするのは、現実的には難しいんです。

常温なら、まだ香りや食感を楽しんでいただけるのですが、品質や衛生面を考えると、ずっと常温に置いておくわけにもいきません。
商品として、たくさんのお客さんにお出しするためには、どうしても折り合いをつけなければならないことがあります……。

でもでも!!!
本当は焼きたてを食べてもらいたい!!!
これは、作っている私たちの願いでもありました。

MAMEHICOのアップルパイは、パイ生地も、中のアーモンド生地も、すべて手作りです。
特にパイ生地は、バターが溶けないように気をつけながら、まだ店内が冷えている早朝から、スタッフがせっせと仕込んでいます。

なかなか手間のかかるお菓子です。
だからこそ、せっかくなら、一番美味しい状態で食べてもらいたい。
そんな思いもあって、今回の会を開きました。

さて、冒頭でお話しした「火を入れたリンゴが苦手なお客さん」。
なんと、見事に克服されたそうです……!

後日、こんな嬉しい感想をいただきました。

「パイめちゃくちゃ美味しかったです!!
出来たては香りも温度もまとめて味わえて、本当に贅沢な機会でした!
作る手間暇考えたら感動しちゃいました。」

あぁ、嬉しいなぁ。

普段の営業ではなかなかできないことも、こうして顔見知りのお客さんたちが集まれば、できることがあります。
いつものメニューを、いつもとはちょっと違う形で楽しんでもらう。
そんな機会を、これからも作っていけたらいいなぁと思います。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!