みなさん、こんにちは。MAMEHICO紫香邸スタッフの原幸子です。

庭の柿はますます色づいてきました。
採ったものは東京と神戸のお店に送ることにもなって最近はこまめに収穫をする日々。
やってみると収穫の苦労は意外なところにありました。
というのも、昨年柿を収穫することに必死で冬の間に剪定をしませんでした。
その影響であちこちに立ち枝(空に向かって真上に伸びる枝)が伸びていて、それが収穫しようとする私たちの体や顔にブスブス刺さるのです。
立ち枝は、日当たりを悪くしたり木が高くなりすぎる原因になるので、基本的に乾燥した冬の季節に剪定をするものなのだそう。
このお家と一緒で、長い目で見ていくなら「今だけ」ではなく、その先を見て手を入れ続けていかなければいけないと自然からも教えてもらっています。

さて。紫香邸では朝8時から11時までは朝限定の定食の形で、11時からはお弁当の形で油淋鶏をお出ししています。
以前は、鮭を使った定食、お弁当をご用意していましたが、不漁の影響などにより仕入れが難しくなってしまい、鮭をまたご用意できるようになるのは、もう少し先になりそうなのです。
それで、代わりに何を出そうかなと考えた時、他店舗のイベントの際のメニューとして生まれた油淋鶏が評判で。
「この油淋鶏を紫香邸の食事の形にしてお出ししたらどうか」となって、この夏から紫香邸のお食事が変わりました。
定番人気の鮭がお出しできないことは残念ですが、こうなったからこそ油淋鶏がメニューに登場して、少しずつ皆さんにもその新しい美味しさを知っていただけるようになってきました。
圧搾一番搾りの菜種油で揚げる、赤鶏の油淋鶏。
鮭が今までのように入荷できるようになるまでの限定メニューの予定ですから、どうぞこの秋のうちにお召し上がりくださいね。

そもそもオープンした頃はお飲み物と甘味だけのメニューでスタートした紫香邸。
試行錯誤しながら朝の定食やお弁当の形でお食事を出せるようになり…そのお食事も気がつけば煮る、焼くくらいが精一杯だったところから今やこうして毎日揚げ物が出せるようになっていて。
この3年弱の間に少しずつ設備を入れ替えたり、整えたりしながら進んできたから、この今があります。
「鮭から油淋鶏に切り替えよう」なんてことはオープン当初には絶対に話題に出ようもないことだったんです。
この先もまだまだやりたいことはあって。
例えば「もっとお食事もデザートもラインナップの幅を広げていきたい」と思うところ。
ですが、焼き菓子を作るにも、キッチンのリフォームやオーブンの導入など修繕とは別の手入れが必要です。
やりたいなと思うことを形にするのには時間も費用もかかるので、少しずつ変化していくしかありません。
そんな紫香邸を変えていくところにもみなさんのお力をお借りしたく、今年も紫香邸ではクラウドファンディングを始めます。
古さの中に新しさも持つ。和の要素だけでなく、洋の要素も持つ。
なにか一方に振り切るのではなく、さまざまな要素を融合して持ち合わせるのが紫香邸の魅力。
だからこれからも、少しずつ新しく変えていきたい。
そしてその変化をみなさんと一緒に楽しんで進めていただけたらと思っています。




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