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MAMEHICO 紫香邸(桐生) / 支援型クラウドファンディング

築92年の紫香邸を、100年へ。

募集期間 2026年10月20日〜12月22日 / 目標金額 50万円

群馬・桐生にあるMAMEHICO紫香邸は、築92年の古い家を使いながら続けている店です。

珈琲を淹れ、ごはんをつくり、人を迎える。催しを開き、庭の手入れをする。そして家のどこかが傷めば、そのたびに直す。

この家をきれいに保存して眺めるのではなく、これからも人が集まる「生きた家」として使い続けていきたいと思っています。

今回のクラウドファンディングでは、紫香邸をこれからも開け続けていくための、家の維持と修繕に必要な費用を募ります。

かたち
支援型クラウドファンディング
募集期間
2026年10月20日〜12月22日
目標金額
50万円

MAMEHICO紫香邸とは。

群馬県桐生市にある、築92年の古い邸宅。

MAMEHICO紫香邸は、この家を新しく直して完成させた場所ではありません。古い柱も、建具も、庭も、これまでこの家に積み重なってきた時間ごと受け取りながら、今も店として使っています。

人が使うことで、この家は今も生きています。

紫香邸の玄関前に立つスタッフ二人

去年は、庭を一緒につくってもらいました。

昨年、紫香邸ではクラウドファンディングを行いました。お願いしたのは、この家を囲む庭をもう一度育てていくための費用です。

たくさんの方に力を貸していただき、目標を達成することができました。本当にありがとうございました。

木を植え、苔を敷き、砂や砂利を運び、竹を割って柵をつくる。スタッフだけではなく、東京や桐生近郊から集まったお客さんと一緒に、少しずつ庭をつくってきました。そして今も、月に一度、みんなで庭に手を入れています。

去年いただいた支援は、今の紫香邸の景色になっています。

一輪車で土を運び、みんなで庭をつくる

今年のお願い。

紫香邸は、開店の前から今日まで、傷んだところをそのつど直しながら使ってきました。床も、建具も、水回りも。

今年は、傷んできた2階の外壁の貼り替えと、キッチンを増床してオーブンを据える工事を、大工さんと計画しています。いつもの手入れより、少し大掛かりです。

今回のクラウドファンディングでは、そのための費用を募ります。

縁側の床板を外して張り替える大工さん

柱に残る、背比べの跡。(MAMEHICOスタッフ 原幸子)

一年前の土砂降りの日、雨漏りでトイレが水浸しになりました。瓦の下地には穴が空き、漆喰を塗り直し、雨樋も交換しました。

床を張り替えた際には、私たちやメンバーさんで床板を塗り、乾かし、ワックスをかけました。自分たちでできることは自分たちで。難しいところは、ほかの方の力を借りながら直しています。

古い家は、一か所を直せば「はい、完成」とはいきません。あちらを直したと思えば、今度はこちら。

それなら、いっそのこと新しい家に建て替えたほうがいい。そう思いませんか。

けれど、私はそうしたくないのです。

たとえ同じ間取り、同じような材料で建て直しても、それを紫香邸だとは思えません。なぜならそこには、人が暮らしてきた時間がないからです。

実際、紫香邸には、かつてこの家で暮らしていた方やお孫さんが訪ねにきてくださったことがあります。

ある柱には、子どもの背比べの跡が残っていて、お孫さんが「懐かしい」と微笑まれました。

「昔の玄関は、今の勝手口のところだったんですよ」

「向かいには、大きな池があったんです」

そんなお話を聞かせていただきました。

私たちは、92年という長い時間の中の「今」をいただいています。そして今度は、私たちが新しい物語を紡ぐ番です。

傷んだら直す。掃除をする。風を通す。そして、人が使い続ける。

築92年の家を、まずは100年へ。今回お願いしたいのは、単なる建物の修繕ではありません。人が集まる「生きた家」として紫香邸を開け続け、その物語を次の世代へ渡していくことです。

紫香邸の新しいページを、一緒に紡いでいただけたら嬉しく思います。

脚立に上って欄間を掃除するスタッフ

この場所を、これからも。(MAMEHICOスタッフ 新井利佳子)

初めまして。今年の9月から紫香邸でスタッフとして働いている、新井利佳子です。桐生のお隣、太田市の出身です。

初めてこの場所を訪れたのは、新卒から勤めた会社を辞めると決めた頃でした。

イベントのたびにみんなで手や身体を動かし、机を囲んでご飯を食べる。すると肩書きや年齢に関係なく、人との距離が自然と近くなっていきます。私は、そんな何気ない時間に生まれるつながりに、何度も救われてきました。

この心地よい古民家は、毎日の掃除や、地元の大工さんの修理があってこそ。季節ごとに表情を変える庭も、日々の草取りや水やりを続けているからこそです。

スタッフになる前から1年以上この場所に関わってきて、その景色の裏側にある、手間暇を惜しまないスタッフや、「この場所を一緒につくりたい」と関わってくれるメンバーさんたちの思いと大変さも見てきました。

1人でふらっと訪れた私が、ここで救われたように。いつかの誰かのために、これからも暖簾をかけ続けたい。

初めて来た方も、顔なじみの方も、ここに来ればほっとできる場所を、これからもこの群馬の地に持ち続けたいと思っています。

障子の前で笑うスタッフ

この家を使い続けるために。(MAMEHICO代表 井川啓央)

築92年ともなると、家はよく壊れます。 床を直せば雨樋、雨樋を直せば外壁。 順番待ちでもしているのかと思うほどです。 そのつど直しながら使ってきました。 今年は外壁とキッチンという、いつもより大きな工事を考えています。

この家は、壊れたら大工の加藤さんが木を継ぎます。 92年前に建てたヒトの仕事の上に、直したヒトの仕事が、地層のように重なっていく。 ボクたちの家の修繕も、庭づくりも、その地層の、いちばん上の一枚です。

そして、直せる家は、ヒトをよく育てるなと思っています。 紫香邸では、スタッフもメンバーさんも、床を張り、庭に手を入れ、障子を貼ってきました。 やってみると、わかります。 家は、誰かが作ったものに住むものではなく、付き合うものだということが。 手を入れた分だけ、家は応えてくる。 命があると思って扱えば、家は、それなりの応え方をしてきます。

この家を、この先も使い続けるために、今年も、おうえんをお願いすることにしました。 ボクたちがお願いしたいのは、修繕費の穴埋めではなく、「直しながら使う」という時間のかけ方そのものへの、おうえんです。 効率だけ言えば、分の悪いやり方です。 でも、92年建ってきた家を、ボクたちの代で失くしてしまうのは、どうにも忍びないのです。

まずは築100年へ手渡すために。 どうぞ一緒に、見守ってください。

夜、灯りのともった紫香邸の縁側で語らう人たち

金額とリターンからご支援の形を選んでください。

いただいたご支援は、紫香邸の家の維持と改修に使わせていただきます。 そして、ご支援への感謝を込めて、MAMEHICOらしいリターンをご用意します。

クラウドファンディング募集期間の終了後、2027年1月中を目処にリターンをご用意します。MAMEHICO各店舗店頭でのお渡し予定ですが、遠方にお住まいなどでご来店が難しい場合は配送いたします。お渡しの詳細はご支援いただいた方へ直接ご連絡いたします。 雑話会のご案内のみ、募集終了後すみやかにお送りします。

3,000円のご支援

リターン:オリジナルポストカード

5,000円のご支援

リターン:MAMEHICO特製マフィン または シルクスクリーントートバッグ

*マフィンかトートバッグ、お好きなほうをお選びいただけます。

10,000円のご支援

リターン:井川さんの雑話会ご招待+オリジナルポストカード

20,000円のご支援

リターン:井川さんの雑話会ご招待+MAMEHICO特製マフィン または シルクスクリーントートバッグ+オリジナルポストカード

*マフィンかトートバッグ、お好きなほうをお選びいただけます。

50,000円のご支援

リターン:井川さんの雑話会ご招待+紫香邸で使用している特製コーヒーカップ+MAMEHICO特製マフィン+シルクスクリーントートバッグ+オリジナルポストカード

井川さんの雑話会「紫香邸の今とこれから」

2027年1月9日(土)13:00〜15:00 @MAMEHICO紫香邸

紫香邸がどのように始まり、この場所のこれからをどう描いているのか。 MAMEHICO店主の井川啓央がお話しする雑話会です。

座敷で机を囲んで話を聞く人たち

去年の庭は、こうなりました。

去年、皆さんに支えていただいた庭は、今年こんな景色になりました。木が根づき、苔が広がり、季節ごとに表情を変えています。そして今も、月に一度、人が集まって手を入れ続けています。

花が咲き、木が根づいた現在の庭

築92年から、その先へ。

古い家を残すというと、とても大きなことに聞こえます。でも、私たちが毎日やっていることは、もっと小さなことです。

朝、戸を開ける。掃除をする。窓を開けて風を通す。庭の草を抜く。傷んだところに気づいたら直す。珈琲を淹れて、人を迎える。そして翌日も、また戸を開ける。 その繰り返しの先に、この家の次の一年があります。

92年前、この家を建て、ここで暮らした人がいました。その後、この場所を引き継いで大切に使ってきた方達がいて、そして今、私たちがそのバトンを受け取ってこの家を使っています。

100年目の紫香邸がどんな場所になっているのか、まだわかりません。でも、その日まで、この家が残り、人が集う場所であり続けてほしい。

珈琲を飲む人がいて、ごはんを囲む人がいて、庭仕事をする人がいて、初めて来た誰かが「なんだかここは落ち着くな」と思ってくれる場所であってほしい。

紫香邸の築100年へ向けて。 この家をこれからも開け続けていくために、力を貸してください。

座敷で並んで正座するスタッフ二人
  • ※目標金額に届かなかった場合も、いただいたご支援は紫香邸の維持と修繕に使わせていただきます。
  • ※リターンは、募集期間の終了後、2027年1月中を目処にお届けします。詳細はご支援いただいた方へ追ってお知らせいたします。