7/1、MAMEHICOは21周年を迎えました。

三茶と神戸は夏メニューに!

あいだから生まれる気づき

渡辺 みゆき2026年07月03日

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店長の妻のみゆきです。

工房には、マフィンづくりのうち焼成以外の作業を手伝ってくださっている『マフィン隊』の方々がいます。主に計量や梱包を担当してもらっています。
私は定休日に一人で作業をしているのですが、先日初めて、マフィン隊のみなさんと一緒にマフィンを作る機会がありました。

そのとき、ぽつりと私が言いました。
「マフィン作りは大好きやけど、型にオイルを塗る作業が苦手やわ。」

マフィンの生地を型に流し込む直前、型離れをよくするために、国産のなたね油をハケで塗ります。
油の量が少なすぎるのはもちろん、多すぎてもきれいに焼き上がりません。
塗り残しがないよう、ちょうどいい量を丁寧に塗っていく、地味だけれど大切な作業の一つです。

すると、マフィン隊の方が笑いながら言いました。
「みゆきちゃん、苦手とか、できないとか言わん方がいいんやって。コトダマやで!」
「えぇ! そうなんや。じゃあ、『まだコツがつかめてない』かな。」
そんなやり取りをして、みんなで笑いました。

その後日、一人で型にオイルを塗っているとき、「やっぱり苦手やな。あ、違った。コツがつかめてないだけやな。そっか、じゃあどうしたらコツをつかめるんやろう?」と、自然と考え始めていました。

「今日はこの箇所から塗ってみようかな。」
「ハケの先だけを使った方が塗りやすいかも。」
「油の量はもう少し少ない方がいいかな。」
苦手だと一言で片付けてしまっていたときよりも、小さな工夫を見つけていく時間に変わっていました。

そして、「なんとかいい塩梅を見つけたい。やってやるぞ!」と、前向きな気持ちになっていることにも気がつきました。
同じ作業をしているだけなのに、人と関わることで新しい視点と出会えるんだと学びました。

マフィン隊のみなさんは、ただ手を貸してくださっているだけではなく、一緒に工房という場所を育ててくれています。
今日もみんなで、自慢の美味しいマフィンを焼いていきます。