
新しい時代へ
これを読む若いヒトへ。 いよいよテレビが終わろうとしている。無論、放送は続くでしょう。けれど、かつて社会のど真ん中に鎮座していたものが、じわじわと隅へ押しやられ、溶けていく今の様子から、もう気骨だったテレビはもとに戻らないのだと、さみしくなる。 ボクが育った団地の家では、朝も夜もテレビの音がしていた

これを読む若いヒトへ。 いよいよテレビが終わろうとしている。無論、放送は続くでしょう。けれど、かつて社会のど真ん中に鎮座していたものが、じわじわと隅へ押しやられ、溶けていく今の様子から、もう気骨だったテレビはもとに戻らないのだと、さみしくなる。 ボクが育った団地の家では、朝も夜もテレビの音がしていた

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店長シゲちゃんの妻のみゆきです。 おせっかい——と聞くと、少しだけ煙たがられるような響きがあるけれど。ほんとうはそれって、誰かの心をそっと見つめている証かもしれません。お店を始めた頃のある日、小林先生に出会いました。今日は、そんな先生のお話を少しだけ綴

こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。 MAMEHICOでは現在、ランチプレートを3種類ご用意しています。キーマカレーのプレート、チキンとソーセージのプレート、鯖とトマトのプレート。どのプレートにも、メインの隣に季節の野菜がいろいろ添えられているのをご存知でしょうか? 私が初めてM

こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの田中朋美です。 春も深まり、気温は日ごとに上がって、まるで初夏のような日も増えてきましたね。店内では、ノースリーブのお客さまがいらっしゃる一方で、ニットの上着を羽織ったままの方も。「ちょっと暑いですね」と言われてクーラーをつけると、次には「少し寒いです」とお

たとえば、チャバタとロデブというパンがあります。東京にはそれぞれのパンを売っているお店があって、ボクもたまに買います。チャバタはイタリア語で「スリッパ」の意味、ロデブはフランスの街の名前です。このふたつ、どちらも外はバリッとして、中はもっちりしたパンで、要はおんなじです。おんなじだけど、名前が違うか

新年度が始まり、高校生の娘が久しぶりに制服の袖に腕を通して、家を出ていくのを見送りました。MAMEHICO神戸・御影スタッフの池田さくらです。 さて、私はというと、今日もMAMEHICOの燕脂色のエプロンを身につけて過ごしています。そういえば、初めてこのエプロンをつけたのは、娘と一緒だったなぁと思い

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店長の渡辺臣将(しげまさ)です。 MAMEHICOを始めて、本格的に料理をするようになって約2年半。やっと「塩梅」ってものが、ちょっと分かってきた気がします。多くのレシピ本では「塩少々」や「塩、適」としか書かれていません。MAMEHICOのメニューも、

こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。今日は「信頼関係を築くことの楽しさ」について。 もうすでにお気づきの方もいるかと思いますが(笑)、MAMEHICOはただのカフェではありません。映画やドラマを作ったり、ラジオを収録したり、演劇をやったり…。そんな不思議で面白い空間です。それはす

こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店スタッフの水野知帆です。 井川さんが毎週配信しているメルマガの中に、「プロフェッショナル」というエッセイがあります。そこには、「日々の生活の姿勢がそのまま店での仕事に出る。だから、家でも店と同じように過ごしなさい」と書かれていました。この言葉が胸に残り、最近は

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影店長シゲちゃんの妻の渡辺みゆきです。 MAMEHICO神戸がオープンして、約2年半になります。今日は私のお恥ずかしい話を聞いて下さい。正直、私、うちの若いスタッフ、あえて名前は言いませんが、彼女にヘトヘトなんです。 たとえば、ケーキの型にタネを流し込み

紫香邸に通ってるんですけどね。やってることっていったら、せっせと片付けです。築90年になる古い邸宅を預かってみると、本当に大事なことは「つくること」じゃないな、「保つこと」なんだなってわかる。 何かをつくるっていうのは勢いでできるでしょ。お金があればなおさらね。でもね、保つってのは勢いじゃない。根気

みなさん、こんにちは。MAMEHICO神戸・御影 店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。 このゴールデンウィークに、【それでも、楽しく生きてゆく】というイベントを開催します。これは、MAMEHICO代表・井川さんが4つのテーマについて語るトークイベント。そのうちのひとつが、「変化を恐れない、変化を楽しも