このままでいいか、の先へ

こんにちは、MAMEHICO神戸・御影スタッフの水野知帆です。
いま、MAMEHICO銀座にて、「面白可笑ひこ学校」の参加募集をしています。
「面白可笑ひこ」は、当時MAMEHICOのお客さんだった私が、初めて「一緒に作る」側で参加したイベントで、とても思い出深いものです。
きっかけは、スタッフから声をかけてもらったことでした。
正直、最初は内容を聞いても想像ができませんでしたが、それでも参加してみようと決めたのは、大袈裟にいえば、自分の人生を変えたいという気持ちがあったからです。
当時20代半ばだった私は、人生に悩んでいました。
大企業に就職し、休みの日もスキルを磨いているのに、やりがいを感じない。
転職を考えても、給料も休みも十分で、会社を辞める理由も見つからない。
「このままでいいのかな」と、ぼんやりした不安を抱えていて、それを変えるきっかけが欲しいと思い、参加を決めました。
私がやっていたのは、受付や案内をしたり、お客さんに飲み物を運んだりといった、お店のスタッフとしての役割でした。
そうやって与えられた仕事を通して、普段なら関わることのない人たちと一緒に、ひとつのものを作り上げていく。
その時間そのものが、とても楽しかったのを覚えています。
そんな時間を半年以上過ごした、ある時のことです。
私と同じように関わっていた人たちが、「面白可笑ひこ」をきっかけに変化していると、はっきり感じた瞬間がありました。
声が出ず、俯きがちだった女性が、演出の井川さんに「もっと腹から声出せ!」と怒鳴られ、「はい!!!(泣)」と、泣きながら食らいついている。
泥臭く、必死になんとかしようともがいているその姿が、私にはとても生き生きと見えました。
そして一方で、私はほとんど変わっていないことに気づきます。
「近くで見ているのが面白い」というスタンスのままそこにいて、結局自分は何も変わらないまま、半年が過ぎてしまったのではないか。
これはまずい、と。
今までに感じたことのない焦りを覚えました。
そこから結果的に、働いていた会社を辞め、縁あってMAMEHICOで働かせてもらうことになりました。
今にして思えば、あの時間は井川さんのいう「マイナスの体験」だったのだと思います。
そういう体験をあまりしてこなかった私にとっては、今までやってきたことは何だったのかと、過去の自分を否定するようで、正直しんどい時間でもありました。
それでも、そのおかげで、悩みの沼から抜け出すことができました。
あの時の私のように、「このままでいいのかな」と、どこかで立ち止まっている人がいるなら、
「面白可笑ひこ学校」は、もしかすると小さなきっかけになる場所かもしれません。
意味も分からないまま参加した「面白可笑ひこ」でしたが、思いもしない形で、私の人生を大きく動かしてくれました。
今回の「面白可笑ひこ学校」も、どんな時間になるのか。
今からとても楽しみにしています。

2026年 4月 15日(水)
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