日: 2月 26, 2025

不変と不可避

「珈琲豆の卸値についてご相談が」と札幌の焙煎所からお手紙が届く。「いままでにない高騰でして、現状価格では持ちこたえられません。何卒ご理解を」と結んである。 「あのさ、過去何回、値上げしてきたんだよ。うちだって大変なんだ、そんな値上げは認めらんないよ」、と言いたいところだけど。開店以来のお付き合いだし、そもそも生豆の仕入れ値が上がっているのだから、「あらまぁ仕方ないですね、わかりました。お互い頑張り

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