みなさん、こんにちは。MAMEHICO紫香邸スタッフの原幸子です。
先日、営業後にお手伝いの方々にご協力いただき、夏支度をしました。
お座敷の雪見障子を、簾戸に切り替えです。
私たちが衣替えをするようにお家もまた、風の通り道を整え、季節を迎える支度をするのです。
まずは雪見障子のお掃除から。
取り外したら次の冬まで眠ることになるので、埃を払って、しっかり拭いて、仕舞いました。

簾戸は、障子部に簾をはめこんだ和の建具で、「夏障子」「葦戸(よしど)」とも呼ばれるものです。
冷房のない紫香邸をどう過ごしやすくするか…夏を工夫して楽しんできた先人の知恵をこうやって少しずつ拝借しながら、少しでも涼やかな空間にできたらと今年も取り付けをしました。
実はこの簾戸、私たちがこの場所に来た時には物置の奥にしまいこまれていて、実際には使われてはいませんでした。
この場所は紫香邸になる前、骨董屋さんだったのですが、この簾戸はその骨董屋のご主人がステキだなと思って古道具として購入してきたものだそうで、もともとこのお座敷用に作られたものではないのでサイズが合わなかったのです。
それをただ置いておくだけではもったいないねと、メンバーさんが地元の建具屋さんにお話をして実際に使えるようにして下さって、今はこうして紫香邸の夏の顔になっています。
たくさんの方の思いとご協力のおかげで、今年も涼やかな夏が迎えられそうです。

夏前最後の庭づくり遠足もありました。
台風が来るという話もあった中で、実際には強い風に吹かれることもなく、強い日差しに焼かれることもなく、時々雨は降りましたが、無事に2日間作業を進めることができました。
春の花が終わった庭で、本格的な夏に向けて草取りや剪定をして整え、日陰でもよく育つ植物や葉の色が紫色をした植物を新たに植えました。
ツルを伸ばすバラや藤を這わせるフェンスやアーチの設置や池の周りにレンガを敷いたりも。
和と洋の雰囲気が入り混じった紫香邸らしい庭にまた少し変化があり、これからどんな成長が見られるのか、楽しみがまた増えました。
作業が進むとまた新しくやりたいこともむくむくと出てきて…秋以降の計画も立てながら遠足を終えました。

庭づくりのあとにはMeet&EatというMAMEHICOメンバー限定イベントの「黒豆寒天をところてんで食べる会」がありました。
天草を1時間ほど煮出して冷やし固めたところてんを、天つきでニョロニョロ〜っと出して、ひと皿ずつ盛り付けていきます。
「今まで、盛り付けられた後のところてんしか見たことがなかった!」と、盛り付ける度にわぁ〜!という歓声が。
そのなんとも涼しげな見た目に、冷房のなかった時代に目で見て涼を感じようと工夫してきた人たちの知恵からところてんは生まれたんだなぁと納得でした。
仕上げに黒豆とシロップをたっぷりかけて食べたんですが、これがまた…美味しかったんです!
喉越しもいいし、黒豆もいつもより輝いて見えました(笑)。
いつもと違う食べ方で、ズズズーっとすする音もなんだか面白かったです。
途中、お塩を少しかけてみたいというメンバーさんがいらして、みんなで試してみたところ、これはこれで味が引き締まって美味しかったりして。
いわゆる「味変」まで楽しんで…おかげさまで、また今回もメンバーさんたちで囲む佳き会となりました。



