こんにちは!MAMEHICO神戸・御影店スタッフの水野知帆です。
御影店では、お昼ご飯を食べる休憩とは別に、5分10分の小休憩を取るようにしています。
みんなで同じものを飲み、食べながら、全員で共有した方がいいことや、今日店にいて感じたこと、他愛のない雑談まで、いろんな話をしています。
私はこの時間がとても好きです。
話している内容よりも、一日の中でスタッフ全員が顔を揃えて、一息つける時間があるのが良いなと思います。
特に忙しい時の後の休憩には、私は何度も救われてきました。
例えば、カフェタイムである昼からどっとお客さんがきて止まらない、なんて日もあるのですが、本当に文字通り目まぐるしく時間が過ぎ去っていくのです。
大体夕方ごろにはその流れは落ち着くのですが、落ち着くと分かっていても、「一体いつこの流れは止まるの…!」と、次々と増えていく注文票を見ながら思います。
私は忙しいとすぐにテンパってしまうタイプなので、そういう時に限ってミスを連発します。
珈琲を2杯と言われてるのに、1杯だけ作ってしまうとか。
飲み物を、サイダー割りと言われてるのに、お湯割りで作ってしまうとか。
そうすると、キッチンの動きが悪くなって、自分の気持ちも落ちそうになります。
お客さんの方に向いていた意識が、そのことがきっかけで、自分の失敗に意識が向いてしまう。
でも、そんな時、周りのスタッフはこうやって声をかけてくれます。
「大丈夫、この流れはあと少しで落ち着くから。休憩まで、頑張ろう!」
この声かけのおかげで、気持ちを切らさずに、また意識をお客さんの方向に向き直して、踏ん張ることができました。
そうして、お客さんの来店も落ち着いた後、みんなで美味しい珈琲片手に飲むと、「あ〜頑張った〜」と、張っていた気がふっと緩むのです。
みんなの顔を見ながら、全員で乗り切ったんだなという、ちょっとした達成感が広がる、そんな感じがします。
そして、自分の失敗も、そこですみませんと、謝ることができます。
何やってるんだよと言われはするものの、言葉には言われずとも許してもらえている感じがするし、じゃぁそうならないようにどうしようかという話になり、とても前向きに振り返ることができます。
そうして失敗もズルズルと引きずることなく、閉店作業に自分の頭を切り替えることができて、ささっと一日を終えることができるのです。
こういった日々を過ごしているからなのでしょうか。
MAMEHICOで働いていて1年経ちましたが、全然疲れません。
前職と労働時間だけを比べると、体感でも倍以上違うと思うし、やってることは初めてのことばかりで失敗もする、けれど、疲れない。
そして疲れないからこそ、こうして続けられています。
この休憩は、意識して先輩スタッフが作ってくれています。
そういう環境にいるからこそ、私は気持ちよく働けています。
だからいつか、私自身がそれを意識して周りに作れるようになりたいと思います。
そうするためにはどうしたらいいのか。
いつがベストな休憩のタイミングなのか、見極める必要があるんじゃないかと思います。
見極めるためには、どうやったら段取りよく仕事を終わらせることができるとか、今何をするのが最適なのかとか。
自分のことだけでなく、全体の動きも分かってないといけません。
今の自分は、周りのことは愚か、自分のことも、周りのスタッフの指示で動いているのが現状…先は長いですが、そこを目指して日々、頑張ります!
