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私たちの工房を紹介します

池田 さくら2026年07月23日

今ではすっかり当たり前のように稼働している神戸のお菓子工房。
もともとは一軒の住宅でした。

古い家ならではのガラス窓や木の建具はどこか懐かしく、
あちこちに昭和の面影が残っています。
台所と居間をひと続きにし、壁や床はすべてお菓子製造仕様に張り替え、
広い作業スペースへと生まれ変わりました。

毎日、朝から晩までフル稼働しているオーブンは、
御影店や銀座店と同じ機種です。
すでに廃番になっていますが、東京スタッフのミカちゃんが、
メーカーに残っていた最後の一台を、なんとか手に入れてくれました。

この工房で初めてマフィンを焼いた日。
焼き上がるまで、みんなで何度もオーブンの中をのぞいていました。
少しずつ焼き色がつき、ふっくらとふくらんでいく様子を見ている時間は、
とてもわくわくしたのを覚えています。
扉を開けると、部屋いっぱいに甘い香りが広がりました。

まだ誰も使ったことはありませんが、お風呂もあります。
二階は畳の和室になっていて、お昼寝をするには最高の場所です。

小さな庭には花壇をつくる予定です。
どんな植物が育っていくのか、今から楽しみにしています。

そして、玄関を入ってすぐの応接間には、とても素敵な家具があります。
木でできた大きな棚とテーブル。
初めて訪れた人は、
「工房にこんな立派な家具を置くなんて。すごいねぇ」
と、たいてい驚かれます。

ここでいろんな人との関わりが生まれ、
お茶を飲みながら焼きたてのマフィンを囲み、
ゆっくりお話ができたら。そんな時間を想像しています。

あとは、この立派なテーブルに似合う椅子があれば、
もっと素敵な応接間になりそうです。
井川さん、楽しみにしています。