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meet & eat / お茶漬け
玄米、海苔、梅干し、釜炒り烏龍茶。
どれも派手ではないけれど、ひとつずつ選んできたものです。

お茶をかけるだけ、ではないんです。
梅干しをひとつ、海苔をちぎって、玄米にのせる。 そこへ、お茶をかける。お茶がしみていくあいだ、ほんの少しだけ、待つ。
お米はどこの、海苔はどこの、梅はどこの、お茶はどこの。 うつわはどうの、箸はどうのと。話せば長くなる話なんですけど。

01
丹波 + 仙台
丹波のササニシキと、仙台のコシヒカリを混ぜています。 燕三条で作っているアルミの圧力鍋で炊くと、お茶をかけても、ばらけずに、もっちりしています。





02
鳥羽・答志島
鳥羽の答志島あたりの、「はねだし」というやつ。 形がきれいにそろわないから、はねだし、なんだそうです。 お茶をかけると、香りがふわっと立つ。整ったものより、こういうのほうが、お茶漬けには合う気がするんです。



03
群馬・織姫
群馬の織姫。榛名山の裾野で、昔から梅をつくっている農園産のものです。 皮が柔らかくて、酸味も塩味も鋭くない。ただただ、優しい。 お茶をかけると、出汁みたいに広がります。




04
宮崎・釜炒り烏龍茶
宮崎の、釜炒り烏龍茶です。蒸さずに、釜で炒る。 宮崎に昔から残るやり方で、それを烏龍に仕立ててあります。 緑茶でも、ほうじ茶でもない。烏龍を、熱く。 三つの味を、お茶がひとつにつなぎます。


玄米にまわしかけると、海苔の香りが立って、梅の塩がほどけて、米の甘みが出てくる。 お茶漬けの、いちばん最後の所作です。