昭和歌謡、歌うフルート
2026年10月24日(土) 17:00 開演

歌詞はない。けれど、笛は歌っている。
言葉のないフルートは、歌になれるのか。
今夜、その答えを、フルートの生演奏と、
みなさまからのお便り・リクエストで確かめる、
そんな公開ラジオ収録イベントです。
なごり雪、時代、異邦人。
よく知っている昭和歌謡を、
一番は声で歌い、二番はフルートへ。
言葉を聴いたあとに、言葉になる手前の歌を聴く。
そんな一夜です。
お便りとリクエストも募集します。
あなたの一言が、そのまま番組に入ります。
MAMEHICOの井川より
喉の奥には、声帯という薄い膜が2枚ある。吐いた息が、その膜を震わせて、音になる。それが声です。
息のエネルギーを、無駄なく音に変える、とても効率のいい仕組みだそうです。生まれたときから体に付いていて、持ち運び自由、調律不要、指も使わない。ヒトは全員、最高の楽器を1台、ただで持ち歩いています。
ダーウィンは、言葉が生まれる前に、歌のような音のやりとりが先にあったんじゃないか、という説を唱えています。文法も単語もない時代、ヒトは音の高さやトーンだけで、危ないぞ、こっちへおいで、好きだよ、を伝え合っていた、と。
ただ、声には弱点があります。森の中では、木々に遮られて、遠くまで届かない。笛の音は、澄んでいるぶん、障害物をすり抜けて、何キロも先まで届くそうです。
危険を知らせる。獲物が取れたと知らせる。声の届かないところへ、声を飛ばす。そのためにヒトは、何万年も前、骨や竹で笛を作った。笛は、そうして始まったのでしょう。
笛を吹くとき、奏者は舌を使います。トゥ、とか、ク、とか。これは、言葉の子音を作る舌の動きと、同じです。そして音色を変えるとき、奏者は口の中の広さを変える。「あ」の形で吹くか、「お」の形で吹くか。これは、母音を作る口の使い方と、同じもの。
つまり、笛の名手というのは、頭の中で喋るように、歌うように、舌と口を動かして吹いているんです。歌詞はない。けれど笛は、歌っている。
そんなことを考えているうちに、声とフルートの企画を思いつきました。
出演
- モッピーヨシミ MAMEHICOに深く関わる音楽プロデューサー。ニューヨーク在住。今回の話をしたら、面白がってくれました。
- 森田芽威(Mei Morita) フルート・歌
ピアノ:大悟法はな香 / ドラム:阿部将大
ラジオ進行:まいこ、ちか、だいすけ
森田芽威(Mei Morita)
東京都立小山台高等学校を経て東京音楽大学卒業。第1回夢二コンクール第1位、第17回長江杯国際音楽コンクール第1位・審査員特別賞ほか受賞多数。日本フルート協会主催「第44回フルートデビューリサイタル」に出演。大学在学中、奨学生としてフランス・マルメゾン地方音楽院へ留学。2019年にはウィーン国立音楽大学マスタークラスでディプロマを取得。JRA主催イベントでは馬場馬術演技との生演奏・編曲も担当。1stアルバム『GRATITUDE』発売中。森田音楽事務所所属、森田芽威フルート教室主宰。
チラシ
クリックで拡大して見られます。印刷はお店の店頭でも配布しています。
お便り・リクエスト
フルートで聴いてみたい歌、忘れられない歌、思いでとともにある歌。
あなたの一言が、そのまま番組に入ります。
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