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三軒茶屋、神戸・御影
レトロスタイルを新しいレシピで
昭和から続く老舗のケーキ屋さんから、新進気鋭のパティシエが満を持して開いたパティスリーまで。日本のケーキ界で揺るがぬ地位を築いているのがモンブランです。どこのお店でも作られているのに、これほどお店によってスタイルが違うケーキはほかにないのではないでしょうか?
MAMEHICOでは、たぬきケーキ、スワンのシュークリームに続く昭和レトロ第3弾として、昔懐かしい黄色いモンブランを作ることにしました。金色のアルミ箔で包むところまで、しっかりそのスタイルを踏襲しています。
一方でレシピはMAMEHICO独自の目線で。黄色いクリームはさつまいもで作り、頂上には栗を一粒。しっかり味わい深く、でも重たくない、MAMEHICOらしい新しいモンブランをどうぞ。

クリームにするさつまいもは、じっくり蒸して甘みを引き出します。串がすっと通るまで柔らかくなったら、熱々のうちに潰してペーストに。芋本来の香りを引き立てるために、きび砂糖も加えます。
ホクホクすぎず、ねっとりさせすぎず、水っぽくもしない。まるく大きく育ったさつまいもを選び、火の入り具合と水分量を見ながら、なめらかな口当たりのクリームに仕上げます。

このケーキの土台は、しっとり柔らかなスポンジを巻いたロールケーキです。しっとり感が長続きするように、巻く前のスポンジにはシロップを打ちます。
同じ昭和レトロシリーズの「たぬきケーキ」も、土台はロールケーキ。たぬきケーキ作りでたくさんのスタッフが、きめ細かなスポンジを焼く腕前を格段に上げたので、今MAMEHICOのロールケーキがすごく美味しくなっている!…と、もっぱらの噂です。

黄色いクリームの土台は、ロールケーキの上に純生のホイップクリームを乗せて作ります。ここで使うのは、MAMEHICOでいつも使っている乳脂肪分35%のものではなく、47%の生クリーム。MAMEHICOで47%を使うことはほとんどないので、これはレアケースです。
35%だと味があっさりしすぎるうえ、形を保つ力が弱く、上にさつまいものクリームを乗せると崩れやすくなってしまいます。そこで今回は、あえて脂肪分の多い生クリームを選びました。
「いつも当たり前にしていること」も疑って、その時々の最適を見つけていく。そうすることで、作る人はより楽しく、食べる人はより美味しく味わえるんだと思います。

モンブランとは、アルプスでいちばん高い山の名前。いつも雪をかぶっているので、フランス語で「白い山」という意味です。ケーキはその形を真似たもので、クリームを山の形に絞るからモンブラン。
日本では、栗の甘露煮を使ったクリームで広まったので、黄色くなりました。フランス語で言うなら、さしずめ「モンジョーヌ(Mont Jaune)」、黄色い山です。
MAMEHICOのモンブランも、その名に恥じないよう、しっかり山型にクリームを絞ります。

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