みなさん、こんにちは。
MAMEHICO神戸・御影店長の渡辺 臣将(しげまさ)です。
今年も「本当に美味しいはちみつ」が、北海道から届きました。
昨年はあっという間に完売し、ご迷惑をおかけしましたが、今年は容量を2.5倍に増やし、数量限定でご用意しております。
このはちみつは、春に咲くナタネの花から採れたもの。
ナタネの開花はごく短い期間に限られており、その限られた時期にしか採蜜できない、非常に希少なものです。
ナタネはちみつの特長は、何といってもブドウ糖の多さ。
ブドウ糖を多く含むため、時間が経つと自然に結晶化し、液体ではなく、クリームのようななめらかなテクスチャーになります。
この結晶化こそが、「本当に美味しい」の理由です。
パンに塗るのはもちろん、そのままスプーンでひとくち味わいたくなるほど。
まるでデザートのような贅沢さです。
はちみつの糖分は、主にブドウ糖と果糖から成り立っています。
ブドウ糖が多いと固まりやすく、逆に果糖が多いと固まりにくい。
たとえばナタネ、ヒマワリ、クローバーは結晶化しやすく、アカシアやトチは結晶化しにくいと言われています。
さらに、このはちみつの一番の特長は「非加熱」であること。
多くの市販品は加工のしやすさから加熱処理されていますが、このはちみつは一切の加熱を行っていません。
酵素やビタミン、ミネラルといった栄養素がそのまま瓶に詰まっている、まさに“スーパーフード”です。
御影でお世話になっている内科医、小林有希先生も「良いはちみつを毎日大さじ1杯、続けると免疫が整ってきますよ」と話してくださいました。
ただし、「良いはちみつ」に限るそうです。
そして──
はちみつがどれほどの手間で生まれているか、ご存じでしょうか?
ミツバチは巣箱から半径2〜3kmの範囲を飛び回り、蜜を集めます。
一匹が一生で集められるはちみつの量は、たったティースプーン1杯分。
集めた蜜は巣に持ち帰り、仲間たちと羽ばたきで風を送りながら水分を飛ばし、時間をかけて熟成させていきます。
湿度の高い巣の中で濃縮され、ようやく、あの黄金色のはちみつが完成するのです。
このはちみつは、まさにミツバチたちの働きと、北海道の自然が生んだ尊い結晶。
そう思うと、ひとさじごとに胸が熱くなります。
MAMEHICOがご紹介する「本当に美味しいはちみつ」は、
その名に恥じない、本物の味と物語が詰まった逸品です。
次回の入荷は未定ですので、どうぞこの機会にお試しください。

2025.4.29〜5/19
季節だより「はちみつ」
MAMEHICO神戸・御影MINIにて