連続ドラマ「ノッテビアンカ」のこと⑭vol.5-2

こんにちは!MAMEHICO東京メンバーの永井宏佳(ひろし)です。
ただいま、YouTube連続ドラマ『ノッテビアンカ』を紹介しています。
劇中では、高井セツオ役を演じています。

さて。
ノッテビアンカは人間関係のドラマです。人間関係っていろいろありますよね。
家族、恋人、友人、会社の同僚や上司。実はノッテビアンカの登場人物の人間関係って、ちょっと特殊です。
恋人とか家族とか、そういった分かりやすい関係性ではないことが多い。
ざっくり「知り合い」、みたいな。

「すべての悩みは人間関係の悩みである」
精神科医、心理学者のアドラーの言葉です。

たしかに、ヒトは人間関係で救われ、人間関係に苦しむ生き物だと思います。
人間関係が悩ましいのは、その関係性に危機が生じること、によるものが多い気がします。

「また怒られた。上司に見放されるかも」
「私よりも、あの子の方が好きなんじゃないかしら」
「お母さんはなんで、自分のことを褒めてくれないのだろう」

ドラマの登場人物たちは、孤独と闘いながら日々を生きています。それはぼくたちも同じです。

ノゾミはセツオに頼り、セツオはクミに頼り、マイコはハルエに悩みを打ち明ける。
物語も5話に突入し、登場人物たちは緩やかな繋がりの中で、適度に人に頼りながら生き始めています。
マイコがハルエの言葉に、トゲトゲした気持ちになるように。
人との距離感はデリケートで難しい。
でもそれは、小さな衝突の繰り返しの中で、少しづつ育まれていくものだと思います。

緩やかな繋がりの中で、特定の誰かや組織に執着しすぎることなく適度に頼りながら生きていくことができれば、「全ての悩み」も少しづつ解きほぐされていくのかもしれません。
ご自身の実生活を思い浮かべながら、見てもらえると嬉しいです。

 

連続ドラマ「ノッテビアンカ」
全8話(vol.1〜8 Act.1,2,3/24回)
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