こんにちは。MAMEHICOに長く通っているメンバーの河村聡美です。
以前は東京に住んでいましたが、いまは群馬寄りの埼玉に暮らしていて、小さな子どもを連れて紫香邸に通っています。
去る7月12・13日の2日間、紫香邸では「カレーとアイスコーヒー」と銘打ったイベントが行われました。
今回は、そのなかで少し脇役のように思われがちだった「アイスコーヒー」について、あらためて語らせてください。
まず、お伝えしたいのは——
「MAMEHICO各店舗のなかでも、紫香邸のアイスコーヒーは格別においしい」と思っている、ということです。
紫香邸がある群馬県桐生市は、毎年、最高気温ランキングの上位に入るほどの猛暑で知られる街。
そんな桐生にある紫香邸には、なんと客席にクーラーがありません。
山あいの緑が多い住宅地にあるため、街中よりは幾分暑さが和らいでいるものの、それでもしっかりとした暑さがあります。
でも、だからこそ——
この暑さが、アイスコーヒーのおいしさをいっそう引き立ててくれているのです。
窓から入ってくる生ぬるい風を感じながら、センダンの木がつくる木漏れ日を眺めて飲むアイスコーヒーの、なんとおいしいこと!
冷たさと香りが、暑さでゆるんだ身体をスッと引き締めてくれるような感覚。
これは、ほかのお店ではなかなか味わえません。
もしかしたら、この暑さこそが“演出”で、カレーは“前座”だったのかもしれない。
そんなことを思った、日曜の午後でした。
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