カフェを超えて広がる

みなさん、ごきげんよう。MAMEHICOの日野です。

いまでこそ「メンバーシップ制イベントカフェ」として運営しているMAMEHICOですが、わたしが働きはじめた当時は、まだ「カフエ マメヒコ」という屋号で、三軒茶屋と渋谷に街のカフェとして店舗を構えていました。
わたし自身は、渋谷店ができて少し経ったころにスタッフとして入りました。
カフェが好きという、シンプルな理由で応募しました。もう17年も前のことです。

入ってすぐの頃、夏のイベントがありました。
特別メニューのカレーとかき氷を出す、ちょっとした夏祭りのようなものでしたが、ただメニューを出すだけじゃないんです。
ポスターを貼って、飾りつけをして、おそろいのTシャツまで用意して(その日はそれが制服でした!笑)、たった二日間のために、全力で準備して、本気で営業して、お客さんを楽しませようとしている。

その姿勢に、当時のわたしはなんとも言えない不思議な気持ちを抱きながら、「なんかすごいなぁ」と思っていました。

その後も、関係者を招いてお話しする「豆サミット」なるトークイベントを大々的に開催したり、大きな劇場を借りての演劇上演(ちなみに、そのときの小道具として使ったのが、毎年冬に登場する「檸檬ケーキ」なんです!笑)、ラジオを毎週配信する、などなど。
いまのMAMEHICOが行っているようなことを、当時からすでにやっていたんですね。

カフェが好きでMAMEHICOに入ったはずが、カフェにとどまらずいろんなことをしかけていく、その柔軟さや自由さにおもしろさを感じて、心底飽きっぽいわたしでも、まったく飽きることなく、ここまで来てしまいました。
気づけばすっかり古株です。笑

メンバーシップ制のMAMEHICOに屋号を変えて3年目の今年。
始める前に思い描いていたことが、少しずつかたちになってきたように感じています。
メンバーさんも増えてきて、顔なじみのお客さまとは、ちょっと踏み込んだお話をすることも増えました。

「カフェで過ごす時間が好きで通っていたら、気づいたらMAMEHICOの活動に興味が湧いてきた」そんなふうに言ってくださる方もいて、とてもうれしく思っています。

でも、ふだんはカフェとして営業しているので、ゆっくりお話しする時間はなかなかとれません。
イベントにちょこちょこ参加してくださっていたり、お店の雰囲気が気になるという方がいても、じっくりご案内する機会がないままになってしまうこともしばしば。

そこでこのたび、「MAMEHICO メンバー説明会」という小さな時間を設けることにしました。
といっても、かしこまった場ではありません。
「ちょっと関わってみたい」「ちょっと知ってみたい」「ちょっと面白そうだな〜と思って」──そんな“ちょっと”の気持ちがあれば十分です。

MAMEHICOは、カフェでありながら、イベント運営や演劇、ラジオ配信など、さまざまな活動をしています。
そうした中で「メンバーシップ制」というかたちをとりながら、お店や活動に関わってくださる方が、少しずつ増えてきました。

この説明会では、MAMEHICOがどんな想いで日々お店を営んでいるのか、そして、どんな関わり方があるのかを、お茶を飲みながら、ゆるやかにお話しできたらと思っています。

ご興味のある方は、どうぞお気軽にご参加ください。
「ちょっとだけ聞いてみたい」も、もちろん大歓迎です。
お会いできるのを、楽しみにしています。

 

メンバー説明会
「MAMEHICOに、
ちょっと関わってみたい」
そんな方へ向けた、
小さな説明会を開きます。

+5

このページについてひとこと。この内容は公開されません。