カフェの小さな舞台

こんにちは、MAMEHICO神戸・御影スタッフの池田さくらです。

MAMEHICOのキッチンはとても表情豊かだなぁと、日々すごしながら感じています。
珈琲や紅茶の香り広がる喫茶店のキッチンとしての顔。
黒豆や小豆を炊き寒天を固め甘味処のようであり、カレーを仕込むときには何種類ものスパイスが登場しエスニックな空気が漂います。

そして。
「チキンとソーセージのプレート」のご注文が入ると ——、鶏肉の油がはねる音、ソーセージがこんがり焼ける匂い、トマトソースの赤い色。
まるでレストランの厨房みたいに一気に活気が立ち込めます。
私も「さて」と小さく気合を入れ、フライパンを手に取ります。

メインの丹波赤鶏は、風味豊かで程よい歯応えがあるとても美味しいお肉です。
ハーブやガーリックの香りを移しマリネしたものを、しっとりジューシーに火を通し、皮目をパリッと焼きあげます。

それから、自家製マヨネーズを使ったクリーミーなポテトサラダ、栄養豊富な人参のラペや玉ねぎのアチャールなど、自慢の野菜の副菜は大盛りトッピングが人気です。
お好みでチキンやソーセージをさらに追加し、よりボリュームアップもできますし、やわらかゆで卵を添えるのもおすすめです!

福岡・糸島の手造りソーセージもグリルして、プリっと張ったら仕上げの合図。
ここから大急ぎでお皿に盛ってソースをかけて、お客さまのテーブルへ。
満足感いっぱいのひと皿をお届けできて、キッチンは得意満面とても嬉しそうにしている気がします。
そしてフライパンを綺麗に磨き終えるころには、また、普段の顔に戻って食後の珈琲の支度が始まります。

一日の中でくるくる変わるカフェの要の小さな空間。
お皿のむこうにこんな気配を感じてもらえたらちょっと楽しいかもしれません。 
「ソーセージとチキンのプレート」を召し上がる時にはぜひ、張り切り顔のMAMEHICOキッチンを想像してみてくださいね。

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