MAMEHICO20周年、改めておめでとうございます。
MAMEHICOメンバーのはせがわれいかです。
マメヒコチャンネル 深チャンに1度だけ参加してから、もう11年も経つんですね。
当時0歳だった息子も、4月に中学生になりました。
子どもの食物アレルギーもあって、この10年ほどは外食の機会がすごく少なくなり、MAMEHICOに伺うこともめっきり減ってしまいました。
そんな私がこの節目に何か書いていいものかと迷いもしましたが…、まあ、いいことにしましょう。
MAMEHICOの情景はいつでも色鮮やかに思い出せます。
三軒茶屋店の大きな木のテーブル、ダンドウツツジなどグリーンの飾りつけ、手の行き届いた空間。珈琲の香り。スタッフさんとのちょっとした会話。
今はなくなってしまったパートⅢのトンカツ、サイフォンで入れてくれる珈琲、丸パン、カンボジアプリン、コ―ヴァイブでのサンドイッチなどなど、20年間で色んなマメヒコを頂きました。
顔を出さなくなって随分経ちますが、深く心に残っています。
そんな中、20周年のご案内メールが届き、思わず感慨深くなってしまいました。
ささやかながらお花募金を送らせていただき、MAMEHICOのお福分けを受け取りに久しぶりに三軒茶屋店を訪れました。
昔からそうですが、MAMEHICOに入ると、カフェというより、小さな世界に招かれたような感覚になります。
心地いい空間が保たれていて、この空間を継続するために、どれだけ手間と時間をかけているのだろうと思うと頭が下がります。
ほんの数分の滞在でしたが、背筋がすっと伸びるような、でもどこか肩の力が抜けるような、そんな余韻が残りました。
かつて頻繁に通っていた頃と同じ感覚です。
きっとメニューも体制も、いろんなことが変わったのでしょう。
でも、MAMEHICOの芯のようなものは、むしろ10年前よりも強く、確かになっている気がしました。
「変わらないために、変わり続ける」と記載された、店内のポスターを初めて見たのは、10年前くらいでしょうか。
当時から深く共感しましたし、私自身もそうでありたいと思っています。難しいですけどね。
口にするには覚悟がいりますし、実践し続けるには揺るがない信念が必要だと思います。
「変わらないこと」が美徳とされる場面もありますが、本当に大切なのは、変化を恐れず、でも本質を見失わないことではないでしょうか。
人も、お店や企業も「変わらないために、変わり続ける」ことが自然なのだと私は思います。
どうやったって、外部環境は変化していくのですから。
人は老化していきますし。
次の10年、20年、30年、そして40年と、これからMAMEHICOがどのように変化していくのか、とても楽しみにしています。
そして、これからもMAMEHICOファンにとってかけがえのない存在であり続けてくれることを願っています。
「いやいや、10年も来てない人に言われても…」というツッコミは心の中に留めておいてくださいね。
また、ひょっこり顔を出します。
