「面白RADIO ‘25.4」健康おたく

こんにちは!MAMEHICO東京スタッフ兼演者のレイナです!
コロナをきっかけに大学を辞めて、カフェと芝居に勤しむ日々を送っています。
面白RADIOでは、MAMEHICO店員のレイナとして出演中です。

面白RADIO4月号のテーマは「健康オタク」。
『古代から伝わる「肛門日光浴」や「飲尿健康法」って何!?』
『その不調、“5G”のせいかも?』
『テレビや雑誌で流行った、効果の怪しいダイエット法!』などなど…。
コメディ色強めでお届けしていますので、お気軽な気持ちでお聴きください!

「健康オタク」という今回のテーマですが、実はその裏に、「情報リテラシー」という隠れたテーマがあるなと、私は感じています。

私は2000年生まれのインターネットネイティブ世代。
小学生の頃からパソコンを使った授業があり、同時に情報リテラシーについても学校教育の中で教わりました。

たとえば、2つの新聞を見比べてみると、同じニュースを扱っていても、あるメディアは肯定的、別のメディアは否定的、といったように、それぞれ見解が違うのがわかります。
1つのメディアだけを鵜呑みにする危険性や、複数の視点を見比べて自分で判断する力の大切さを、そこで学びました。

ですが、スマホやSNSが発達した今、情報の取捨選択はますます難しくなっています。
刺激的で、わかりやすい情報が注目を集め、それがさらに拡散される仕組みの中で、私たちは「数」を信じてしまいやすくなっているように思うんです。

では、ネットから離れてテレビや新聞など、いわゆる“オールドメディア”を見ていれば安心かというと、そうとも言い切れません。
たとえばアメリカ大統領選挙の報道でも、「このメディアはこっち側の味方」といった立ち位置が、むしろ明確になっていることもあります。

ネットもダメ、テレビも新聞も頼りにならない。
情報があふれる現代では、私たちみんなが「一体何を信じたらいいの?」と、情報迷子になっているような気がします。

そんな時代にこそ大切なのは、デジタルではなく、超アナログな方法。
コミュニティの中で、たくさん話し合うこと。
それこそが、今回の面白RADIOにおける「新しい情報リテラシー」なんじゃないかと思うんです。

実は私、今回の出演者たちに、こっそり聞いてまわりました。
「ラジオに出てくる“トンデモ健康法”、やってみたことあったりする…?」って。

そうしたら――
「実は、飲尿やってる知り合いが2、3人…、私は違うけどっ!」とか、
「電磁波を遮断する布団って実際あるよ…だって、私、持ってるから…!」とか。
意外にも、トンデモ健康法を実際に試した人たちが、けっこういたんです!

でも、そういうのって、それぞれが黙って実践していたら、効果があるのか、ただのプラシーボ効果なのか、いつまで経ってもわからないですよね。
だからこそ、「最近こんなことしてるんだけど」と、信頼できる人たちに向けて情報を共有する習慣があれば、たとえ情報が正しいかどうかはさておき、大きくバランスを崩すような間違いは起こりにくくなると思います。

もはや、“一人で情報をさばく”のはもう古い!
これからは、どうやって複数人で情報をシェアし、見極めていくかが大切な時代なのかもしれません。
そう思うと、やっぱりMAMEHICOは、この超複雑情報社会を生き抜くための、重要なコミュニティなんだなと、改めて感じるのでした。

 

  

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