役割を超えて動く楽しさ

こんにちは!MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。

MAMEHICOでは、担当の枠を決めすぎず、スタッフ全員でお店をまわしています。
キッチン、ホール、ドリンク、それぞれの役割はありますが、状況に応じて助け合い、チームとして動くことを大切にしています。

飲食店では、業務を明確に分けることで効率を上げることが一般的かもしれません。
でも、MAMEHICOでは「今、何が必要か」を考え、その場で最適な動きをすることを重視しています。
お客さんが増えたら、キッチンの人もホールに出る。ドリンク担当が手いっぱいなら、誰かが自然とサポートに入る。
そんな空気が、店全体の流れをスムーズにしてくれるのです。

全ての仕事は繋がっていて、繋がっているからこそ、みんなとのコミュニケーションがとても大切だなと感じています。
自分一人で仕事を抱えず、ちょっとつぶやいてみる。そうするとそれを聞いた誰かが、じゃあ、それやっとくね!と言ってくれたり、逆も然り。

MAMEHICOに入ったばかりの頃、週末のピークタイムに初めてドリンクを担当しました。
目の前には次々と並ぶ伝票。緊張で動けなくなった私を、周りのスタッフが何も言わずに助けてくれました。
誰かが珈琲豆を挽き、誰かがお湯を補充し、誰かがカップを用意する。真ん中にいた私はというと、電柱のように立っていただけ。涙
みんなが全員で助けてくれたのを覚えています。
その時、「ここでは一人で戦う必要はないんだ」と実感しました。

誰かが苦戦していたら、さっとフォローに入る。そのためには、まず自分のコンディションを整えることが大事。
そして、何よりも大切なのは「言葉にすること」。困っているときは「ちょっと手伝って」と声をかける。
毎日が完璧ではないし、時には失敗もあります。でも、声さえかければ、誰かがきっと手伝ってくれる、だから楽しい。

「ドンマイ、ドンマイ!」と励まし合いながら、お店をまわしていく。
転がってきたボールをみんなで拾ってつなぐ、それがMAMEHICOのやり方です。
「全員野球」という言葉がありますが、MAMEHICOはまさに「全員野球」だなと思うのです。

今日も元気に、面白可笑しく!チームMAMEHICO、プレーボール!!