みなさん、こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの草ヶ谷美香です。
10年ほど前のこと。
MAMEHICOでは、お客さんとのさまざまなご縁が重なり、カフェを舞台にした映画を作っていた時期がありました。
これまでに制作した「マメヒコピクチャーズ」は全部で3本。
最初の2本は三軒茶屋店、3本目は、今はもうない渋谷・公園通り店が舞台です。
カフェの日常と聞くと、決まりきったルーティンの繰り返しだと思われるかもしれません。
お湯を沸かして珈琲を淹れ、ケーキを焼き、掃除をし、花を活ける。
準備をしてお客さんを迎え、片付けをして、また次の日の準備へ。
そうしたことの連続です。
けれど、同じ場所にいて、同じように過ごしているはずなのに、どれひとつとして同じ日はありません。
来てくださるお客さんが毎日違えば、そこには出会いもあれば別れもあります。
思いがけない出来事や、ちょっと信じがたいようなことも、本当にたくさん起きるんです。
私もこの場所に毎日いるからこそ、その変化に驚かされ続け、だからこそ飽きずに続けられているのだと思います。
そんなカフェの日常を切り取った映画には、カフェの“リアル”が随所に散りばめられています。
実際に、私たちがMAMEHICOを続けてきた中で起こった出来事も多く、見慣れた店内の風景に、ほんの少しのファンタジーが交じりながら物語が進んでいく――
その感じが、私たちの日々の延長にあるように思えてなりません。
このたび、そんなマメヒコピクチャーズを、少しずつYouTubeで公開していくことになりました。
6月の紫陽花の季節には「紫陽花とバタークリーム」を公開しましたが、今回は、ちょうど今頃、クリスマスの時期に紡がれた物語「さよならとマシュマロを」をお届けします。
もうすぐ始まる、MAMEHICO冬の定番デザート「檸檬ケーキ」も登場しますよ。
日々の中で見過ごしてしまいそうな一瞬が、
気づけば、映画になるほどのエピソードの始まりだったりするんです。
カフェの片隅で起きる小さな出来事の積み重ね——
それが、どんなふうに物語になっていくのか。
そんな視点で楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひ、マメヒコで過ごしているような気分で、珈琲を片手に、ゆっくりご覧ください。



