学びは日々のなかに

みなさん、ごきげんよう。MAMEHICOの日野です。

先日、銀座のお店で「面白可笑ひこ」を開催しました。
このイベントは、音楽や演劇、朗読、歌などが変わるがわる繰り広げられる、バラエティイベントです。

開催は約一年ぶり!
「どんな感じだったっけ?」と少し身構えてしまったのですが、いざ始まってみたら心配いらず。
出演者も技術スタッフもキッチンスタッフも、それぞれが周りを見ながらスムーズに動いていて、思わず感心してしまいました。

個々での準備はあったものの、全体のリハーサルと呼べるものはほんの少しだけ。笑
それなのに大きな滞りもなく進んでいくのを見て、なんだか不思議と安心したのです。

その理由を考えてみると、やっぱり一年間続けてきた「面白RADIO」の積み重ねが大きいんじゃないかなと思いました。

ラジオには、毎回出演している人もいれば、単発の人、ときどき参加する人、スタッフとして関わる人、そしてときには見学でふらっと来る人もいて、本当に関わり方はいろいろ。
それでも、いつの間にかラジオチームの空気みたいなものができあがっていて、それがゆっくり育ってきたのだと思います。
その空気が、ひさしぶりの面白可笑ひこにも自然に表れていて、あぁ、なんかいいなぁ…としみじみ感じました。

空気って、そこにいる人だけじゃなく、見てくれている人はもちろん、参加したかったけれどタイミングが合わなかった人、来られなかったけれど応援してくれる人…、たくさんの人たちの想いや、ときには念(笑)みたいなものまで重なって生まれるものなんじゃないかなと。
なにかしらの形で関わった人たちの積み重ねが、今回もまた空気を作っていたように思います。

今回のことで改めて、続けることの大切さを実感しました。
カフェも同様ですが、同じことを積み重ねていると、全体のイメージがつかみやすくなり、細かな差異にも気づけるようになります。
同じように見えて、じつは毎回違う。
その違いに気づけると、視野が広がって、新しい発見も生まれます。

そんな積み重ねをさらに深めようと、この冬から「面白可笑ひこ学校」なるものが始まります。
名前は少しおどけていますが(笑)、内容はとても実践的で、面白可笑ひこや面白RADIOの“裏側”に実際に関わることができる場です。

動いてみて、やりながら考えること。
失敗はダメなことではなく、むしろ笑って次へつなげていくこと。
そして日々の暮らしを丁寧に、身の回りを整えること。
少し抽象的だけど、そんな姿勢が人生の学びにつながっていくと感じています。

MAMEHICOで大切にしている空気を、いっしょに共有できる場になればうれしいです。

 

『面白可笑ひこ学校』
参加者募集中です!
特設ページ、ぜひご覧ください。

 
 
『面白RADIO』
あの名番組「ラジオ・アヴァンティ」を、MAMEHICO流に遊び心で再現。 舞台は、カフェ MAMEHICO。 常連客・セツオと、店員レイナをナビゲーターに、 毎回ひとつのテーマをめぐって語り合う、ラジオドラマです。