今年もせっせとかぼちゃ日和

こんにちは!MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。

まだ暑い日もありますが、確実に季節は変わりつつありますね。
朝晩の風がさらっとしていて、「秋がきているな」と思うと、なんだかウキウキしてきます。

MAMEHICOでは秋のメニューが始まり、いよいよカンボジアプリンの季節になり、ぼーっとしていられません!
みなさんご存じのとおり、カンボジアプリンはMAMEHICOの人気デザートのひとつです。

かぼちゃが届いたら、手が空いているときにせっせと切り、中のワタを取り、オーブンで蒸してマッシュします。
スーパーでもカットかぼちゃが売られているし、核家族が多い今では、1玉まるごと買うヒトは少ないかもしれませんね。
あの1玉を半分、さらに半分にカットして蒸しやすい大きさにするのですが、かぼちゃを切ったことがあるヒトならわかるでしょうか…。笑
本当に硬いんです。それを何玉も切るんですよ。
あのなめらかなプリンを作るために欠かせない、でもなかなかの力仕事なんです。

かぼちゃプリンのメニューはカフェでは珍しくないかもしれません。
でも、カットするところから始めて、蒸して、マッシュして…と、こんな当たり前の工程を丁寧にやっているお店は、どれくらいあるのかな?とふと思います。
裏側では、かぼちゃのマッシュや冷凍かぼちゃを扱う業者もありますし、その方が早くて安く済むはずです。

それでもMAMEHICOでは、東京に届いたたくさんのかぼちゃを、ひとつひとつ切っていきます。
ラグビーボールのような形や、ハロウィンに使うようなオレンジ色のかぼちゃもあって、それぞれ味も違う。
皮をむきながら、味見という名のつまみ食いをするのもお楽しみ。
「今年のかぼちゃはホクホクだね」とスタッフと話しながら手を動かす――それもまた、楽しい作業のひとつです。

私がMAMEHICOで初めてお手伝いしたのも、このかぼちゃの作業でした。
切って、蒸して、皮をむく。
季節はめぐり、今ではほぼ毎日お店に通い、スタッフとして働いています。
あのころの自分と今の自分を比べながら、かぼちゃを見つめては「少しは成長したかな?」と一人しみじみ思います。

先輩スタッフに温かく、時には厳しく教えてもらう日々。
うまくできずに悔しくて落ち込むこともあるけれど、それでも笑顔で楽しく働けていることに感謝して、今年もまたかぼちゃと向き合います。

よかったら、私たちと一緒にかぼちゃの皮むきをしませんか?
ちょっと大げさかもしれませんが、実際に手を動かしてみることで、働くってどういうことか、働く喜びや生きる喜びってなんだろう、そんなことを考えるきっかけになるかもしれません。

 

各店でメンバーと一緒に店づくりをしています。ちょっと手伝ってみたい方に、7つのお手伝い班をご用意しました。