わたしの道をつくる

こんにちは。MAMEHICO東京スタッフの飯塚友美です。
ほぼ毎日、三軒茶屋店で働いています。

子どもの頃からタレ目でニコニコしているせいか、笑顔だけは本当によく褒められました。
この笑顔こそが、私の唯一といっていい取り柄。

けれど社会人になってからは、「苦労を知らないね」と言われることも多く、笑ってごまかしてきた自分に、だんだん行き詰まりを感じるようになりました。
思い返してみれば、人や物事に真剣に向き合った記憶もあまりなく、ただニコニコしてやり過ごしてきたのは、たしかにそうだったのです。

そんな私も、MAMEHICOで働くようになって10年。
紆余曲折ありながらもここまで続けてきました。

「友ちゃんはこのあと、どんなキャリアを積むの?」
「やっぱり最後は独立してお店を持ちたいの?」
そんなふうに聞かれることも増えてきました。

でも正直、具体的なキャリアアップのイメージは、まだありません。
私が答えに詰まっていると、「あ、MAMEHICOに骨をうずめるんだね」と言われるのですが…。
確かに、MAMEHICOが続く限りはここで働きたいと思っています。
でも、“骨をうずめる”って言葉、なんだかしっくりこないんです。笑

じゃあ私は、これからどう生きたいのか?と考えると、真っ先に浮かぶのは「自由に生きる」ということ。
これまでの私は、家族の目、学校の目、社会の目を気にしすぎていました。
「喧嘩はしない。波風立てない。調和。平和。」
ゆとり世代の私たちに、ずっと流れていた空気感です。
でも一方で、競い合い、数字で結果を出さなければ認められない世界でもありました。

私も、周りも、外ヅラは「数字なんて気にしてない」って顔をして。
でも、頭と心は数字に振り回されてばかり…。
あーあ。若い頃なんて、もっと堂々と人の目を気にせずに生きればよかったのに。
コソコソと失敗しないように、波風立てないようにしてきて…。
今思えば、あーーー!もったいない!!!!笑

若い頃に、背中をバシンと叩いてくれる大人に出会いたかったなあ。
(いや、もしかすると、そういう人はいたのに、その時の私が聞く耳を持っていなかったのかもしれません…)
MAMEHICOにたどり着いて、ようやく井川さんや先輩たちが、バシン!!!と背中を叩いてくれました。

だから今の私の目標は、聞かれればこう答えます。
「自由」を、堂々と闊歩できる大人になりたい。

井川さんやMAMEHICOに教わった「自由」は、いわゆる“スナフキン的な自由”とはちょっと違います。
これは、また次のブログで書こうと思います。