みなさん、ごきげんよう。MAMEHICOの日野です。
先日、福岡・糸島から届いたいちご。
ほどよい大きさで、見るからに瑞々しく、香り高く、あまりにもおいしそうで、選別しながらついつい味見しちゃいました…!
わたしはおいしいものに出会うと、興奮して誰かにすぐ伝えたくなる気質があります。笑
カフェをやっているのもたぶんそういうことで、「これおいしいから食べてみて!」をずっとやり続けているのだと思っています。
でも、ここ数年、それがうまくできていないなと感じることが増えていました。
お客さんが席に着いて、メニューをお渡しし、ご注文をお聞きし、料理やデザートをお持ちする。
その流れはとてもスムーズなんだけれど、なにかが足りない。
最近は特に、お店が賑わう日も増えてきました。
忙しいときほどお客さんとゆっくり話せなかったり、いちばんおいしい瞬間にお出ししきれなかったり。
お店が賑わうのはうれしいことだけれど、「このケーキ、今日は焼きたてで香りがいいですよ!」とか、「このレタス、採れたてで鮮度ばっちりです!」なんていうことを、おひとりおひとりにお伝えするのがどうしても難しくなっていました。
そこをもう一歩、深くやってみようと銀座のお店をリニューアルします。
MAMEHICOではスタッフが買い出しをしています。
直売所に行くと、届いたばかりのお野菜がずらりと並んでいて、これがおいしそう!と選ぶ時間の楽しいこと、楽しいこと。
季節や天候ですぐに変化が出る。
野菜ってほんとうに生きているんだなと、直売所に来るたびに感じます。
それを調理して、いい状態に仕上がると、いますぐ食べてほしい!と思ってしまいます…!
そして、MAMEHICOには、長年お付き合いしている生産者さんや作り手さんがいます。
珈琲豆やお茶、果物、お肉などなど、扱っているものそれぞれに顔があって、こだわりがあり、物語があります。
「これ、お願いします!」とお届けくださるものを、わたしたちはもっとちゃんと、お客さんに手渡したいなぁと思っています。
なので、リニューアルする銀座では、決まったメニューは設けません。
採れたての野菜を買いに行き、信頼できる生産者さんや作り手さんから届いた食材と相談しながら、その日になにを出そうかなと決めます。
そして、ワゴンを押しながらテーブルを回って、「これ、いかがですか?」とお客さんのお顔を見ながらお伝えする。
豪華さや派手さはないけれど、その日のいちばんの推しを手渡しするような気持ちで。
「今日はこれがいちばんのおすすめです!」と、気がついたら熱く語ってしまっているかもしれません。笑
そんな時間もありつつ、ゆっくり過ごしていただけたら。
銀座、という場所でそれをやることには、ちょっとした意味もあります。
ここは、日本各地から(なんなら世界各国から)いろんなものが集まり、「なにかを選ぶ」楽しみがある街です。
けれど、せわしなく人が行き交う銀座のど真ん中で、いちばんの贅沢は、「選ぶこと」ではなく「委ねること」が楽しいのかもしれない、そんなふうに思っています。
あえてお品書きは置かず、その日の「おいしい」をわたしたちが責任を持って選ぶ。
ここだけは時間がゆっくり流れているような、そんな場所であれたら。
その日のおいしいは、その日にしか出会えません。
ぜひ、会いにきてください。
3月17日から、銀座は新しいスタイルでお待ちしています。

〜いま、ワタシが食べたいもの〜
・サラダモーニング
・予約制ランチカフェ
3/17(火)から
MAMEHICO銀座にて



