こんにちは！MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。

MAMEHICOでは、毎日玄米を炊いています。
使用しているのは、山形県産「こしひかりのひとめぼれ」と、兵庫県産「ささにしきのハッピーヒル」。
この2種類を、MAMEHICOオリジナルでブレンドしています。

代表の井川さんが「美味しい」を選ぶ基準は、いつもシンプル。
ブランドやオーガニックといった肩書きにとらわれず、自分の舌で確かめて、本当に美味しいと思うものを選ぶ。
一見あたりまえのようですが、実はとても難しいことなんです。

「玄米って美味しいの？」と、お客さまから聞かれることがあります。
身体に良いのは分かるけれど、なんだかボソボソしている…そんなネガティブなイメージを持っている方も、少なくないかもしれません。

でも、MAMEHICOの玄米は、ほんのり甘くて、ふっくら、もちっとしていて、本当に美味しいんです。
私たちスタッフも、この玄米を毎日まかないでいただいています。
日常のことで、つい当たり前になってしまいがちですが、あらためて考えると、本当にありがたいことだなぁと思います。

美味しい玄米を炊くうえで一番大切なのは、ご飯の炊き上がりの小さな違いに気づき、よく観察すること。
炊き方自体はシンプルですが、正確な計量と圧力鍋での火加減がポイントです。
火が強すぎるとおこげができてしまい、弱すぎると圧が足りず、食感が損なわれてしまいます。
さらに、季節やお米の状態（新米か古米か）によっても水分量が変わるため、毎回微調整が必要です。

炊き上がった玄米は、秋田杉のおひつに移します。
おひつが余分な蒸気を吸い、木の香りがほんのりお米に移ることで、独特の糠臭さが抜け、より美味しくなるんです。

以前、玄米をいつもより多めに炊いた日。
おひつの下の方のご飯が重みで潰れてしまったことがありました。
それに最初に気づいたのは、毎日玄米を楽しみにしてくださっている常連のお客さま。

「今日はいつもと違う気がして…。MAMEHICOの玄米が本当に好きだから、他のお客さんにもちゃんと美味しい玄米を食べてほしくて」

そう声をかけてくださったことが、本当に嬉しかったです。
MAMEHICOを自分のことのように大切に思ってくださる方がいる――そう感じられた、かけがえのない瞬間でした。
同時に、毎日のことをルーティンにせず、一つひとつ丁寧に向き合わなければ…と、あらためて思いました。

私たちは今日も、お米と向き合い、ほんの少しの水加減や火加減を調整しながら、気合い！（これ大事！笑）を込めて、玄米を炊いています。

炊き立てはもちろん、冷めても美味しいMAMEHICOの玄米。
キーマカレーやチキンプレートなどの人気メニューにも、玄米が添えられています。
この玄米を、もっとたくさんの方に味わっていただきたくて――
いま、お弁当販売の準備も進めています。

やっぱり、日本人はお米ですよね。
ぜひ、MAMEHICOの美味しい玄米を食べにいらしてくださいね。