みなさん、こんにちは!
MAMEHICO東京スタッフの前島由紀です。
今年の夏は本当に暑くて、さすがに参りましたね…!
そんな厳しい夏が終わり、乾いた風が心地よい季節になる頃、カンボジアプリンの原料となるかぼちゃが北海道の畑からMAMEHICOに届きました。
MAMEHICOの秋冬の風物詩といえば、カンボジアプリンです。
北海道の冷たく乾いた風に当たることで(これを「キュアリング」といいます)、かぼちゃはより美味しくなるります。
今年は、北海道のMAMEHICOメンバーさんから紹介していただいた農家さんの有機栽培の九重栗かぼちゃ(ここのえくり)を使わせてもらっています。
このかぼちゃ、プリンにするとびっくりするくらい相性が良いんです!
作業の合間にかぼちゃだけこっそり味見してみたのですが、栗のような甘さと濃厚な味わいがたまりませんでした。
私たちスタッフは、毎年恒例の作業に取り掛かっています。
お店の営業の合間を縫って、硬いかぼちゃを包丁で割り、中の種やわたを取り除いて適当な大きさに切り、蒸し焼きにします。
蒸し上がったかぼちゃは皮をむき、丁寧にペースト状にしていきます。
これがカンボジアプリンのベースになります。
「かぼちゃのプリンを作るなら、かぼちゃを切って蒸すのは当たり前でしょ?」と思うかもしれません。
確かにその通りですが、質の良い国産かぼちゃを取り寄せ、一つひとつ手作業で丁寧に下ごしらえをするお店は、実は少なくなってきています。
蒸し焼きにしただけでも美味しいかぼちゃですが、プリンになるとさらに美味しくなるんです!
個人的には、今年のカンボジアプリンは特に美味しく仕上がっていると思います。
まだ召し上がっていない方には、ぜひ一度味わっていただきたいです!
私のおすすめは、カンボジアプリンと秋煎り珈琲の組み合わせ。
秋煎り珈琲はMAMEHICOで人気の珈琲で、苦味と酸味のバランスが絶妙なんです。
この珈琲が、プリンの濃厚な甘味とリコッタチーズのコクにぴったり!
また、スパイシーなドライカレーをお召し上がり後、カンボジアプリンにスパイスミルクチャイをおともにされて、ゆったりと過ごす方もいらっしゃいました。
それもまた、とても通な楽しみ方で美味しそうだなと思いました。
私たちの自信作、カンボジアプリン。今年もたくさん作り、多くのお客さまに召し上がっていただきました。
季節は巡り、かぼちゃの旬も終わりに近づいています。今年のカンボジアプリンは、年内でおしまい。
ぜひ、食べ納めにいらしてくださいね。おすすめの合わせ方もご提案いたします。