こんにちは、MAMEHICO神戸・御影店長の渡辺臣将(しげまさ)です。
僕はMAMEHICOを始める前、いわゆる普通のサラリーマンをしていました。
朝から晩までデスクに向かい、売上や進捗状況を追いかけて、日々の業務をこなす。
月末になると、これでもかという量の会議が押し寄せてきます。
僕も相当な数の会議に参加してきましたが、そのほとんどは、ある意味「儀式」のようなものでした。
けれど、MAMEHICOの会議は違いました。
MAMEHICOの井川さんは、とにかく言葉を尽くす人です。
僕たちスタッフに井川さんの考えを膨大な量の言葉で伝えてくれます。
そしてその言葉の一つひとつが、まるで新しいアイデアを引き出してくれるような力を持っているんです。
「なんでこんなことまで考えてるんだ?」と驚くような視点を教えてくれることもあれば、鋭い指摘で「今のままだとダメだ」と気づかせてくれることもあります。
さらに。とても真面目な話をする一方で、とにかく「ふざける」んです。
そうすることで次第にクスクスと笑いが広がり、会議の空気が一気に和みます。
時には、議題そのものがどこかに吹き飛んでしまうこともあります。
「これ、今の会議と何か関係あるんですか?」と思わず誰かが突っ込んでしまうくらい、全然違う話に脱線して終わってしまうことも。
それでも不思議と、その場にいる全員がなんだか楽しくてやる気が湧いてくる。
井川さんはその絶妙な「緊張と緩和」を生み出す天才なんです。
真面目な話ばかりでは疲れるけれど、ふざけるだけでは企画は前に進まない。
そのバランスを、井川さんは自然と作り出しているんだと感じます。
そして、井川さんの会議にはいつも、まるで物語のような起承転結があります。
時には「今のここが良くない」と井川さんが鋭く指摘すると、ピリッとした空気が流れる。
だけど次第に、みんなの意見が飛び交い始め、ふざけた話や笑いが混じる中で、場が和らいでいきます。
そして最終的に井川さんが言葉を尽くして語ることで、「ああ、そういうことだったのか!」と全員が腑に落ちる瞬間が訪れるんです。
その時、会議に参加している全員がひとつの物語を共有したような感覚になります。
最初の課題から話が進み、脱線や笑いを挟みつつ、最後には全員が同じゴールを見据えて「よし、やるぞ!」と一体感を持つ。
しかも、その一体感にはただのやる気ではなく、どこか感動すら伴っているんです。
なぜか会議が終わるときには、全員の心に火がついていて、「やらなきゃ」という義務感ではなく「これをやりたい」という純粋な気持ちが生まれている。
MAMEHICOの会議には、そんな不思議な力があります。
僕はこれまで、「会議で感動する」なんてことを一度も経験したことがありませんでした。
でも、MAMEHICOの会議では、なぜかそれが毎回起きるんです。
自分の中の「会議=苦痛」というイメージがひっくり返された瞬間でした。
そんな会議の中で生まれたのが、MAMEHICOのセレクトショップ御影MINIが月替りでお送りする「御影MINI季節だより」。
最初のテーマは「みかん」に決まりました。MAMEHICOが選んだ本当に美味しいみかんが並びます。
期間は2025年1月9日(木)〜20日(月)、御影MINI前特設スペースで開催します。
続報は改めてお知らせしますね。お楽しみに!
2025.1.9〜20
MAMEHICOのセレクトショップ
御影MINI季節だより
1月は「みかん」がテーマです。