こんにちは!
MAMEHICO神戸・御影スタッフの水野知帆です。
御影店の物販スペース「御影MINI」には、訪れるたびに新たな発見と感動が待っています。
今回はその店内を彩る、ドライフラワーについてお伝えします。
店内の至る所に飾られているドライフラワーは、荘厳な雰囲気漂う一つの大きなモニュメントのようなものから、可憐な少女が小さな手に持っているような可愛らしい花束まで、バラエティ豊か。
入り口入ってすぐに見える正面の棚の上にも、珈琲豆を並べているショーケースの横の壁にも、お会計をするカウンターの天井にも…!
店内の至る所に飾られていますので、是非来られた際は探してみてください。
「ここにも!?」という場所にもあったりします。笑
このドライフラワーは売り物でもあるのです!
店から旅立ち、新作が並ぶと、こんな形もあるのだなといつも発見があります。
MINIの隣にある喫茶のスペースにも花や木々が生けられていますが、同じ花とは言えど、また異なる魅力があります。
そのひとつとして、それらを鑑賞できる時間の長さの違い。
喫茶スペースで飾られている花は、どんなに手入れをしても、やはり時間が経つと自然に枯れてしまいます。
お店を開けて昨日まで生き生きとしていた花卉が、ぽとりと、机の上に散っている姿を見た時には、「なんて早い終わりなのだろう」と心がキュッとなります。
その点、ドライフラワーは姿形を大きく変えることなく、店内を美しく彩ってくれて、リニューアルオープンから共に歩んできたそれらは今も飾られていますが、共にしてきた時間の分、自然と愛着が湧いてきました。
しかし、全く変わらないというわけではありません。
例えば、その色。飾られていた当初の鮮やかだった草花は、ゆっくりと時間を経て、深みのある色に変わっていきます。
熟成されたワインのように味わい深くなるだけではなく、様々な種類で作られた花束たちのトーンが自然と揃って、大きく調和されていく過程は、本当に不思議です。
そしてこの調和の過程というのは、花々だけに留まりません。
MINIは物販スペースですから、食べ物だけでなく、置物や食器といった商品も並んでいます。
MAMEHICO代表の井川さんや店長のシゲさんが目利きして選ばれたそれらは、働いているスタッフの私も手にすると、どんな味がするのか、どんな手触りなのか、すぐさま確かめてみたくなるくらい素敵です。
それ単体で手に取ると目新しいものたちも、然るべき場所におさまれば、パズルがカチッとハマったかのように空間に馴染み、まるで元からあったかのよう。
ここに置く、というマニュアルや指示があるわけではなく、日々入れ替わるモノたちとの関係を見て、バランスを整えているからこそ、起こること。
こうした調和の生まれる様子を見ていると、店内すべてが大きな一つのストーリーを語っているように思えてなりません。
そこに寄り添い、彩りを加えてくれるドライフラワーは、私たちの心を豊かにしてくれる大切な存在です。
ぜひ、御影MINIに見にいらしてください。そして、お手にとってみてくださいね。